古道具ほんなら堂 ちょっと不思議あり (古道具ほんなら堂)

  • 毎日新聞社 (2008年5月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784620200224

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと不思議な古道具屋さん「ほんなら堂」を舞台にした
    現代和風ファンタジー
    舞台といっては語弊があるかも
    ほんなら堂と、その店主のちょっと怖そうなお婆さんは
    登場人物である子供達が困った時に
    ふらっと存在感を現しては手助けをする
    そんな補助的な位置にある

    認知症の進んだ祖母との関わり方がわかなくて戸惑う女の子
    母がなくなってから父との距離がすれ違う女の子
    ちょっといじわるな、でも優しい男の子に振り回される女の子
    いじめられた友達と溝が出来てしまった女の子

    小さなキッカケや一押しや、
    偶然の出会いで少し、人生は動きをみせる

    そんなお話たち

  • 978-4-620-20022-4
    C8093¥1300.

    古道具ほんなら堂
    ~ちょっと不思議あり~

    2008/05/25.初版

    著者:楠章子(くすのき あきこ)
    画家:日置由美子(ひおき ゆみこ)

    発行所:毎日新聞社


    初出:毎日新聞社刊「毎日小学生新聞」 2006/11/8.~2007/02/14.

    もくじ

    プロローグ
    1)まめだのせっけん
    2)ガラスビンのしずく
    3)にじ色のこな
    4)かけた茶わん
    エピローグ
    ----------

    この著者さんは(たぶん)はじめてと思います。
    小学生新聞に掲載されていたもののようです。

    ちょっと 怖くて、不思議な話が4つありました。
    他のお話もあるのか分からないですが、絵の雰囲気も良く、4つのお話に共通して出てくる「ほんなら堂」という古道具屋の店主の「大原橙花(おおはらとうかさん」がユニークです。
    この人は 「まず名乗りなさい」と。
    昔は自分の持ち物に名前を書きましたが、昨今「外からは見えないところに名前を書きましょう」に変わったようです。新聞に掲載されていたのは2006年~2007年。
    そんなことを感じながらお話自体は楽しみました。

    まめだのおっちゃんの石鹸 私も使ってみたい。

  • ・不思議なガラスのしずくで、おばけが見えたり、かたくなって使えなくなった石けんが、ツルツルとつやのある石けんにかわったりと、さまざまな古道具であれやこれやのことを解決していく、ちょっと変わったお話です。とてもおもしろいので、ぜひ読んでみてください。
    ・ほんなら堂の橙花さんは、こまっている人に不思議な古道具を打って、ちょっとだけ力をかしてくれるおばあさんです。その古道具にであった子たちは、自分で問題を解決して、自分で一歩をふみだすところがおもしろいです。

  • 図書館の児童書のコーナーでたまたま見つけて借りてみた。思ったより良い作品だった。ほんのりお話が繋がってる感じがいい。橙花さんがもっと前に出てきても良かったかも。まめだのおっちゃんの話が良かった。軽く読める。2012/206


  • 古道具が好きになった?

  • 魔法を使って何でも助けてくれる、、、
    なんて、物語はつまらないと思う。武力だけで問題を解決するのも面白くないとも思う。
    自分の問題は自分で解決する。それを少しだけ助けてくれるのが「ほんなら堂」。
    知恵と子供たちの強い思いが創る物語をお見逃しなく!

  • 4つのお話があって橙花さんがちょっとだけお手伝いをして魔法の古道具に出会った子が自分で解決する。
    橙花さんがなんでもやってくれるわけではないという所が面白い。
    少し怖いのもいい。
    怖くて初めは私もドキドキした。

  • ホラー系の要素もある児童向けファンタジー小説。

  •  ちょっと、道徳臭が強すぎる…。
     特に第2話。

     橙花さんの、気難しそうな顔をしていて、なぜか子どもに先に名乗らせたがる、という謎のキャラ設定に意味がない。

  • ちょっとした悩みを古い道具に助けられて解決するお話。
    主人公であるほんなら堂の店主さんは助けてくれるけれど、解決するのはゲスト達。

  • 不思議な古道具屋「ほんなら堂」。
    亡くなった母に会いたい。いじめで傷ついた女の子に見えない友達ができた。長い時間を生きる男の子の話。古道具屋の燈花さんは、ほんの少し手助けをするだけです。
    誰もが会いたいとか、前に戻りたいと思うだけなのにね。

  • 人間でない豆田のおっちゃんの石鹸、死んだお母さんが助けてくれる話、永遠の命をもつ子、いじめを助けられない子。少し物悲しさもあり、みんな自分の力で一歩踏み出す。それをサポートする橙花さんの存在感。

  • 児童書。
    日常の延長線上で出会うちょっと不思議でちょっと怖いお店”ほんなら堂”。
    店主の橙花さんの手の差し伸べ具合が良いなぁと感じました。
    家庭や友人との関係で困ったり悩んだりしている子供達に対して、橙花さんはほんの少し手を差し伸べるだけ。
    最終的には自分自身で乗り越えられる形に持っていくところに深い優しさを感じます。
    「まめだのせっけん」が特に印象的でした。

  • 第二章が特に面白かったです。

  • 『電気ちゃん』を読んで手に取った。古道具屋の主は不思議なパイプ役。おばあちゃんがほしがっていた石けんを探す孫の話がよかった。

  • 困った事が起きたとき、ちょっとだけ力を貸してくれる不思議なおばあさん・燈花さん。
    そんな燈花さんの力を貸りて頑張る女の子達の姿が良かったです。

    (似)
    「コンビニたそがれ堂」村山早紀

  • 優しくて料理が得意だった優子のおばあちゃんは、最近変わってしまいました。
    わがままばかり言うし、両親や優子のことも「あんただれや」と言うのが
    ショックで、あまり近づきたくありません。

    お風呂で体を洗ってあげていても、石けんの香りが以前と違うと言って、
    不機嫌になります。
    おばあちゃんが気に入っている石けんは、行商のまめだのおっちゃんが
    売っていた石けんで、今では売りに来ないので手に入れることができません。
    なんとか手に入らないかと、優子は近所のおばあちゃんたちに聞いてみました。
    すると、ほんなら堂の橙花さんのところに行けば、あるかもしれないと、
    教えてくれました。


    ほんなら堂とは、おかっぱ白髪頭のおばあさんが店主の、古道具屋さんです。
    ほんなら堂に並べられている古道具たちは、なんだか不思議な道具ばかりで、
    いえいえ、不思議なのは橙花おばあさんなのかもしれません。

    橙花さんの不思議なお話が4編です。

  •  大通りにある古道具屋、ほんなら堂。だいだい色の着物を着た小柄なおばあさんがそのお店の店主・橙子さん。優子がおばあちゃんのために、まめだのおっちゃんが売りに来ていたせっけんを探していると…。

  • ばーちゃん萌えのワタクシとしては、とても楽しく燈花さんを読ませて頂きました(笑)ほんなら堂、燈花さん、古道具。実在しそう、実在しても驚かない。ちょっと不思議のちょっと、が絶妙。面白かった!

  • 割と好きな部類。

    宮部さんの時代ホラーを分かりやすく、子供向けにしたイメージ。だからといって、けっして劣っているわけではなく、むしろ、こっちの方が小さいころ、じっさいに怖かった真夜中の鏡や、影の分身など、入りこみやすい設定と思います。

    児童書ですが、奥深い。

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著者プロフィール

第45回毎日児童小説・中学生向きにて優秀賞受賞。2005年、『神さまの住む町』(岩崎書店)でデビュー。『小さな命とあっちとこっち』(毎日新聞社)、『ばあばは、だいじょうぶ』(童心社)など著書多数。

「2017年 『走れメロス/くもの糸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楠章子の作品

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