貴族(バンパイア)泥棒スティール (ミューノベル)

著者 :
  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620210032

作品紹介・あらすじ

"貴族"こと吸血鬼が有する人外の宝物を盗み出す人間-"拝借屋"は、その仕事ぶりがことごとく"貴族"のプライドを破壊するものであったため、"貴族ハンター"以上に"貴族"を激怒させる存在だった。そしてついに"貴族"の歴史上はじめて、"お尋ね者"として指名手配された男が現れた。本名を知る者とてない若者-彼こそが"拝借屋"スティールなのである。怪盗青年の物語、ここに開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず、風呂敷を広げて畳めていない。そもそもの発端たる異星の財宝とは何ぞやという話も幽霊たる女吸血鬼もなんのその、そもそもの怪盗物のコンゲーム的な頭の使いあいという面白さも全くなく、単なる特殊能力だけという底の浅さは相変わらず。

  • 西暦12050年――人類による核戦争後に、世界に覇を唱えたのは〈貴族〉こと吸血鬼であった。しかし、やがて謎の種的衰退に陥り、塵芥のごとく扱っていた〈人間〉たちの反抗を許すことになる。いわく〈貴族ハンター〉、いわく〈ハカアバキ〉、いわく〈串刺師〉――そして中でも貴族の憎しみと怒りの対象となったのが、貴族には指一本触れず、その宝物を奪い去る〈拝借屋〉であった。貴族の歴史上はじめて、"お尋ね者"になった泥棒青年・スティールが巻き起こす、痛快アクション!

  • 吸血鬼ハンターDシリーズは、途中まで読んで挫折したなあ…刊行数が多すぎる。

    ということを思い出しました。
    同時代の怪盗譚です。
    主人公のノリは軽く、ジジイが活躍。
    あとは貴族の美女に人間の美女。
    ルパンより三世寄り。

    全裸に仮面で大喜びとか、すげえ業だ…

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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