素晴らしき家族旅行 下 (毎日文庫)

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  • 毎日新聞出版 (2020年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784620210308

作品紹介・あらすじ

されど家族はやめられない...
絶品家族小説完結編!
突然始まった介護と実家での同居。長男・忠紘は祖父母、両親と、年上の愛妻幸子との間で右往左往する。そんな折り、妹の久美子に玉の輿のチャンスが到来。ところがこれが原因で、忠紘は実家と絶縁を宣言することに......。切実・鋭利なのにどこか温かい。林真理子が描く家族小説・完結編。

解説・平松洋子

真夏の策略/狐の嫁入り/破局/ピクニックへ

感想・レビュー・書評

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  • 林真理子さんの本は殆ど読んでるつもりでしたがこれは抜けてました。
    2013年から14年の新聞小説なんですね。
    20年前の著書とは思えない内容。介護と相続と嫁姑のお話。
    ありがちな題材だけど 林真理子さんの文章はやっぱり面白い。
    続編 読みたいです

  • 3世代の家族が介護、相続、嫁姑関係でバタバタする小説。下巻では主人公の29歳の妹に振り回される様が面白い。やはり、人を見下す表現の無限の引き出しには感服し、表現やエピソードでも十分楽しめる。個人的には最後のまとまりが物足りなく思う。もっと破滅的な結末を望みながら残り少ないページを進めた。いがみ合った親族には一時的な融和もできないような気がしている。

  • 成熟スイッチで林真理子を知り、買ってみた小説。
    女の人生を楽しんでる人なんだろうな。幸子がめちゃくちゃ良い女で、明るくて豪胆で強い母&嫁だった。彼女に背中を押されて、自分が今まで義母にしていた遠慮を辞めたよ。。
    出てくる人たちがみんなリアルで、家族でいることのめんどくささ、曖昧さ、辛さ、そして少しの希望と、嗚呼人生、みたいな感情を全て味わえて面白かった。

  • 菊池家のドタバタ騒動 完結しました
    いやまだこれからも続くのか、、
    ずっとこういうのが家族旅行なのね
    もうそんな事言ったらダメだよ、もとには戻れないよって思ってもなんとなく近づいてしまう
    やっぱり家族だよね 切っても切れない縁だよね〜
    いろいろあってもうまく立ち回らないと
    嫁でもあり、しゅうとめでもある私の勉強になりました

  • 林真理子節全開のエンタメ小説。サクサク読める。

    24歳の時、赴任先の博多で12歳年上の人妻・幸子と知り合い、駆け落ち結婚した菊池忠紘。
    その時に菊池家で歓迎されなかった幸子。
    それから約10年、祖父母の介護を幸子に引き受けてもらうことになった忠紘は、幸子と子ども二人を連れて実家に戻る。船橋の家は、すぐ戻るだろう、とそのままで。
    ふたりが知らないだけで、菊池家の中では、思惑が渦巻いていた。

    博多の女である幸子の明るさ、気の良さがこの話のまとめ役で、本当にいい奥さんとして書かれてある。
    明るいだけでなく、台所周りはお任せ、というのも頼もしい。博多の大物建築家の愛人の子であった幸子は、料亭の娘として育った為、魚もさばける。その傍ら、ちゃちゃっとお菓子も焼く。
    そして何より、忠紘を愛している。

    楽しくラストまで読めて、いい本でした。
    この本を知らなかったので、図書館で出会ってラッキーでした。

  • 今度は妹の縁談。その縁談話が元で家族といざこざが起こってしまう。妹久美子は幸せになれるのだろうか。自分から、わざわざ火の中に飛び込んで行っているように思えるが。
    まだまだ続いてほしい菊池家のお家騒動が読みたい。

  • 家族問題抱えてても、家族ってこんなもんだよねって思い直せるような作品だった

  • 読了してもまだまだその後が気になる内容だった。幸子さんのキャラクターが迫力あって憎めない。お嫁さんはこのくらいの方がうまくいくのかもしれないと姑目線では思ってしまう。料理上手はやっぱり武器になるなぁ。

  • 家族ってすごい❗️

  • マリコ先生にしては、珍しいドタバタ劇
    新聞小説だからか、長編で、コメディ要素が強め
    連載が1993から94年、時代を感じる場面も

  • 上巻のあと少し読むまでに間があきましたが読み始めるとそうそう、こんな感じと、菊池家問題が蘇りました。プライドの高い、家事能力無し、愛想も愛嬌もない妹が結婚だなんて、驚きの展開。妹の女心、さすが女性作家、よくわかってらっしゃる!長男忠紘の年上の愛妻幸子さんの菊池家一族の分析能力の素晴らしさ。そしてなんとも太っ腹な性格。この妻だからあっちにウロウロこっちにウロウロと頼りない忠紘がきちんとした家族を持つことができて幸せでいられるんだなぁーと。人が亡くなるといっとき、平穏になるのにさらなる火種が出てくるなんて人生って山あり谷ありだなぁーと。

  • 2020 12/15

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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