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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784620210810
作品紹介・あらすじ
『マークスの山』『レディ・ジョーカー』『冷血』の合田雄一郎シリーズ、待望の文庫化!12年前、元美術教師が殺された未解決事件。当時の捜査責任者合田の胸に、後悔と未練がくすぶり続ける。そこへ、思いも寄らない新証言が——。
みんなの感想まとめ
12年前の未解決殺人事件が、関係者たちの人生にさまざまな影響を与え続ける様子が描かれています。登場人物たちは、過去の記憶と向き合いながら、事件の真相に迫ろうとするものの、結局はそれぞれの心の葛藤が浮き...
感想・レビュー・書評
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12年前の未解決事件が、当時捜査主任だった合田を、被害者老女の孫娘だった真弓を、娘の雪子を、被疑者朱美の母親亜沙子を、同級生だった小野を、そして同級生でADHDで感情を制御仕切れない浅井忍と父親の浅井隆夫を、事件の影と響きが1年間ずっと彼らに付き纏い、彼らは12年前と現在とを往復せざるを得ない。既に故人の栂野節子(被害者)と上田朱美は何も喋らない。
覚悟はしていたが、サスペンスではない。まるで小金井市、三鷹市、調布市、府中市を跨がる野川公園周辺の住民風土記の如き、2017年現在の民俗調査の如きだった。
(下)巻の圧巻は、忍の600枚にも渡る携帯写真を見ながら、登場人物たちが鮮明に12年前を思い出す後半である。もはや2017年9年前さえも旧態依然と化したSNS事情だ。SNSによる彼らの話し合いにより、年頃の子女を抱えた家庭のアレやこれやが、スッキリはしないが判ってくる。合田や警察の対応は、ここでも後手後手に回り、どう考えても永久に未解決事件になりそうだ。(人によって解釈は多々あろうが、私自身は、本当に殺されたのか?事故だったのではないか?という気持ちが拭えない)
殺されるにしろ、病死にしろ、事故にしろ、人の生命は儚く、髙村薫の関心は、もはや事件の謎解きはおろか、人の心の謎解きにさえも、それ程に心向いてないのかもしれない。生命のその先にある「彼岸」は何処だ。
あ、空⸺。 -
高村薫『我らが少女A 下』毎日文庫。
下巻に入っても、入れ替わり立ち替わり、登場人物の視点で、生々しい断片描写が連続する。
少女Aこと上田朱美が27歳の短い人生に幕を降ろした途端、12年前の未解決殺人事件に関する疑惑が再燃し、少女Aの関係者の過去の記憶が蘇り、彼らの人生にさざ波を立てる。僅かなさざ波も新たな過去の記憶が掘り返されるにつれ、次第にその振幅を増していく。
合田雄一郎シリーズと言いながらも、合田は事件について慮るだけで、積極的には事件に関与しない。そればかりか、著者の高村薫までもが、この未解決殺人事件の真相には興味が無いように思える。
何しろ12年前の未解決殺人事件は解決されずに著者の高村薫が散々手を尽くし有耶無耶にしてしまうのだ。
これは何かの冗談ではなかろうか。これを警察小説の傑作と呼ぶのだろうか。高村薫はそんなに凄い作家なのだろうか。
風俗店アルバイトで27歳の上田朱美が同棲相手に殴打され、殺害される。同棲相手の供述から朱美が未解決の12年前のクリスマスの朝に起きた野川の老女殺人事件に関わっていたのではないかという疑いが浮上する。
警察大学校の教授を務める合田雄一郎は、12年前の事件で殺害された老女の栂野節子の絵画教室に通っていた朱美の美しい姿を思い出す。そんな中、警察大学校の合田の近辺には12年前の第一容疑者であった、当時16歳の浅井忍が何度と無く姿を見せる。
上田朱美の同級生の小野雄太、殺害された栂野節子の孫娘の小野真弓、浅井忍らは再燃した12年前の未解決殺人事件に心の底をかき乱される。
本体価格850円
★★★ -
合田雄一郎シリーズの最新刊がやっと文庫化された。
とにかく淡々と合田が捜査を進めてゆくこのシリーズ、派手さもなくて重いのだけど何故か好きで、文庫化を待ちながらずっと追いかけている。
前作『冷血』からは年月が流れ、合田は57歳、警察大学校の教授として講義を行っている。
そんな合田には12年前、未解決のまま終わっていた殺人事件があった。
今回、上田朱美という女性の死から、その未解決事件が動き出す。
「少女A」とは当時15歳だった朱美のことだ。
点在している関係者たちが、ここからどんな動きを見せる?
第一線を離れた合田はどう動く?
12年前の事件の真犯人は朱美だったのか…?
ストーリーは(合田の脳内は)一旦、12年前の事件へと巻き戻る。。。
「欠けていたのは想像力か、集中力か。それとも執念か、それらを合わせた自身の捜査能力か。」
丁寧に12年前の一件が描かれ、上巻の1/3を過ぎたあたりでストーリーは現在へ。
先を急ぎたい気持ちとは裏腹に、本編はじりじりとしか進まない。
じっくりと登場人物たちを描くのはいつもの高村薫さんだ。
そのリアリティ溢れる描写力に、これもまたいつものことなのだけれど、息をするのも忘れてしまうほど本編に入り込んでしまった。
このシリーズの魅力は合田雄一郎の人間味。
決してエリート路線キャラではなく、その時々で惑いながらシリーズを生き抜く姿に魅せられる。
今回もそれは健在で魅力的ではあったが、最後まで読み終えて、なるほどそういう展開かぁ…と若干の不完全燃焼感が拭えない。
高村さんは登場人物一人一人の行動を丁寧に追いながらも、事件解決となる決定的な場面は敢えて描かないのだ。
何度も何度も、それが繰り返される感じ。
真実に一番近づいたのはP275の亜沙子の辺りか?
それでもラスト間際、好きなシーンがあった。
忍から始まる、
「少し早いけどMerry Christmas!」の連鎖。
張り詰めるムードの本作の中で、ホッと一息つける粋なシーンだった。
忍のその後を思うと、このシーンは一層印象深い。
本作に描かれていたのは12年前の真実ではなく、事件関係者たちの12年間の軌跡だった。
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kumaさん♪
本当だ!上下巻買ったら単行本とほぼ変わりませんね 笑
今ネットで調べたら、読む順番としては、
『マークスの山』
『照柿』
『...kumaさん♪
本当だ!上下巻買ったら単行本とほぼ変わりませんね 笑
今ネットで調べたら、読む順番としては、
『マークスの山』
『照柿』
『レディ・ジョーカー』
『太陽を曳く馬』
『冷血』
『我らが少女A』
とのこと。
そうか、『太陽を曳く馬』にも合田さんて登場するんでしたっけ。
コレだけ未読でした。
どうやら別シリーズ(福澤彰之シリーズ)とのコラボのようです。
『新リア王』は手付かずのままでいいかなーなんて思っちゃってます。
kumaさんの、「勇気がいる」「数ヶ月かかる」とのお言葉にびっくりしております。
そこまで時間をかけて、深く読み解かれるってことですよね。
スゴいなぁ。
なんか、浅~いレビューを残したことが恥ずかしくなってきました 笑
確かに、文庫化されるにあたり改変されてますよね。
読み比べたことはないですが、合田雄一郎シリーズで『レディ・ジョーカー』が一番好きだったので、kumaさんの「かなり楽しんだ」とのお言葉にやや触手が反応しております。
(既読の小説の単行本に手を出す勇気がないけれど。)
数ヶ月内に「少女A」に向かわれるかもしれないんですね!
もしその時が訪れたら、レビュー楽しみにしています♪
2025/06/18 -
傍らに珈琲を。さん、
数ヶ月かかるのは、いつもそうなんですが、集中力が足りなくて、基本的にいつも遅読だからなんです。
「レディ」の時には、細...傍らに珈琲を。さん、
数ヶ月かかるのは、いつもそうなんですが、集中力が足りなくて、基本的にいつも遅読だからなんです。
「レディ」の時には、細かいのはいろいろあるんですが、1番はやはり「義兄との関係」が積極的になっているという事ですかね。
高村薫さんは文庫化改変する理由について「だって、1番多くの人に長く読まれる本だから、読み直したら、いろいろ変えたくなってしまう」という意味のことを述べています。1番は「李欧」かな。題名さえ、変わったし。「照柿」は文庫をパラパラめくって決定的な違いは無いと確認しています。
「太陽」時に、妻の死があったはずで、その時にどうなったのか、とっても気になっています。「冷血」では、もう過ぎた過去になっていましたが‥‥。うーむ悩む。2025/06/18 -
遅読だなんて、そんなそんな。
それに最近、目の調子は如何ですか?
どうかご無理なさらずに。
へ~!文庫本の方が、義兄との関係が積極的になっ...遅読だなんて、そんなそんな。
それに最近、目の調子は如何ですか?
どうかご無理なさらずに。
へ~!文庫本の方が、義兄との関係が積極的になってるとは!
そういう絶妙な改変ってあるんですね、お話伺っただけでも楽しいです。
義兄といえば、「少女A」で義兄にも変化が...。
そうか、「太陽」の時に妻の死が描かれているんですね。
「冷血」では過去の出来事として書かれていたので、自然とそうなりますよね。
それは非常に気になります。
文庫化を待ってちゃんと読みます!
ってことは福澤シリーズにも首を突っ込んでしまうことになるのか…笑
そうなると「新リア王」も「晴子情歌」も読む流れになってしまうなぁ。
高村薫さんの作品て重苦しいから、読み始めるのに決意が必要なんですよね 汗
ただ合田雄一郎には、定年退職前にもう1作あるといいなぁと思っています。2025/06/18
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結局は、15年前の事件を掘り起こして仕舞い
元美術教師を殺害した犯人は誰だったのか
刑事ものの小説なら、探偵役の主人公が見事な
推理で犯人を突き止めるストーリーだけど
登場人物の内心を丁寧に描いているのが高村薫
の特徴であり、読者を選ぶ作品だと思う。
合田シリーズはこれで終わってしまうのか
続編が出るのを期待したい -
12年前の事件の犯人が少女Aと推測できるが、決定的証拠がなく、合田と捜査本部は関係者の話を聞きに歩き回る。
その中で特異な存在は、現実とゲームの世界の間をうろつき回るADHDの朝井忍。
彼が事件の鍵を握っていそう。本当に犯人は少女Aなのか、その行方に目が離せないまま文庫本上下2巻の頁を捲るだけ。
久々の高村薫世界を堪能した。 -
同居人に殺害された朱美。それをきっかけに未解決だった12年前に起きた殺人事件が繋がり捜査した警察、家族、友人達に波紋が広がる。そして過去のピースが少しずつ呼び戻され繋がる時...異色のミステリ
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読んだ本 我らが少女A 下 高村薫 20251021
上巻読んだ時点では、今まで読んだ高村薫作品の中で一番と思っての下巻。12年前の事件が改めて掘り起こされ、様々な関係者の身の上や心理がじっくりと描かれていく。そこは今までどおりの高村作品なんだけど、救いようのない貧しさや環境って訳ではないので、いつもの息苦しい感じは薄くて、でも身につまされるような登場人物たちの心の動きに共感や自己嫌悪を感じたりして。さらに、どっちかっていうと家族の在り方みたいなのが主題になってるので、なんか子を持つ親として感情移入しちゃう。
どこまで真実が明らかになるのか、特に最後の100Pくらいの表現は巧みで、興味深く読めました。
「マークスの山」とか「レディ・ジョーカー」みたいな劇的な事件は起きないけど、下巻読み終わっても、高村作品のNo.1でした。 -
髙村薫の全作品を読んでいるわけではない。合田雄一郎シリーズだけでも、『太陽を曳く馬』は読んでいないし、『晴子情歌』は(当時の自分には)正直しんどくて通読できなかった。それでも自分は「最も好きな作家のひとり」として髙村女史を挙げ続ける。
高校生の時に読んだ『マークスの山』でなんとも昏い果てを見て、もう本能のままに『照柿』を読了したことが、その後の人生にどう響いているのかは文章にしづらいが、『照柿』については17歳やそこらの女子高生が覗く必要はなかった煉獄だった。
つい先月か、『冷血』のレビューで「(作家の)目線にやわらかいものが少々足されたように感じた」というようなことを書いた。その感想に変更はない。今作では、殺人事件に対する「関係者」たちがその縁の強弱に関わらず多数登場するが、彼らのささやかな生活と感情の描写に愛情すら感じた。作家の年齢を考えたら触れる機会は相当少ないであろうカルチャーについても、彼ら登場人物の生活を描くために必要だからだろう、『神の火』で原発関連の知識を入れ込んでいたのと変わらない熱量でしっかりと書いていて、これは彼らへの愛情だと自分は感じた。
『冷血』では精神の病を患っている人物の内面を描いていて、実は同病である自分は「なんでここまで書けるんだ、そうだよそんな感じだよ」とただただ驚いたのだが、本作にはADHDである関係者が登場する。この人物の頭の中も、作家は書く。「陽」に振っている時の文章が本当に見事で、こんなふうに頭の中を情報が跳ね回るものなのか、すごいことだけど、なんで書けるんだ? どれだけ取材すれば、ここまで作りが違う脳味噌を書けるのだろう。
こうした事件の関係者がどう生活しているのか、甚大なショックをどう折り合いをつけて行くのか、つかないのか。そうしてどこへ行くのか。読了した後、「そうか……」としばらくその場から動けなくなった。『冷血』のレビューでも書いたが、髙村薫はミステリや警察小説といった形をつかいながら、純文学をやっているのだと感じると、あらためて書いておきたい。
丁寧に描かれる人間の生活、その生活が無限にも思えるほど重なってできている社会というもの、それを一枚一枚丁寧に書くことで全体をも照らし出すのが本作だと思う。ここでは合田雄一郎も重なった中の一枚の生活である。
次作がいつ読めるのかわからないが、高校生の時に出会った合田雄一郎の行く先を見たい。読者として、合田雄一郎とは30年以上の付き合いになる。彼の行く先を、見たい。一枚の生活の先を見たい。 -
これで終わりだというのか…と唖然とした。突飛な話ではないのだけど帯の痛恨の未解決事件から辿り着くべき真相ではない気がする。いや、ほんとその程度のものかもしれないんだけど……とぐるぐる考えてしまう。これってぷよが積み重なっている状態なんだっけ?ぷよ、ごみぷよ、ごみぷよ……。ていうか忍……忍なぁ……(でもやっぱり真相は謎でいいんだよね?示唆されているものは示唆でしかないんだよね?と言いたい自分がいる)
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同じ所をぐるぐる回って、半歩づつ進んでいるのかいないのか、靄が晴れない不完全燃焼な小説でした。
とにかく登場人物の「同じころ」の行動、思いばかりで進み、また「否」と言う言葉が多く出てくる。
結局犯人は死んでいのか、真犯人が他にいるのか、わからないまま、登場人物のこれからの人生が前向きな感じで終わったなて言う感じです。 -
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私に取って照柿から始まった合田雄一郎シリーズの待望の最新作が文庫化したというので早速手に取った。
相変わらずの薫節。どこまで細かい取材をすればここまで微細な表現が可能か、という程の長く難解な文章。とにかく読みにくいことこの上ない。まずゲームについて。作者自身の年齢から考えて、とてもゲーマーとは考えられないにもかかわらず、ゲーム名、登場人物、特徴など、私にはチンプンカンプンなのに、これでもかという位執拗にゲームの話が出て来る(合田までモンストにハマっているのか?)。そしてADHD患者の思考形態。まるで彼女自身ADHD患者のように頭の働きを詳細に表現している。自分がそうでないから本当にこのようなものかはわからないが。その他駅員勤務、売春JKなど枚挙にいとまがない。
晴子情歌三部作の絶望的なまでに意味不明な難読感を久々に味わった。何度投げ出そうとしたことか。私自身Mの気があるのかしら。
推理小説の形態に見せて、最後まで読むと大きな失望感しか残らない。犯人はわからないままなのだ。
寧ろ登場人物それぞれの細かな日常生活を丁寧に書き上げていった純文学かと考えると、これは名作だと納得できるかも。
読後の満足感、読んで爽やかな気持ちになることは決してないであろう。それでいて、次作を期待してしまう自分は一体何者なのだろう?
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絶対に前に読んだと思いながら(実際に6年前に読んでいた)、でも面白く読めた。
推理小説ではないけれど、高校生、20代、50代の心理を描いた傑作。 -
話し言葉が少なく、語り口調なので読みづらかった
12年前の真実を探るというよりは、関係者の12年間を辿っていく形で進行している。
併読していたせいもあり、読了まで時間がかかったが、自分はもういいかな -
出だしは少し文章が読みにくいと感じた。
話し言葉が少ないせいか?
あと、物語が少し長い。
いろんな人の視点から事件を振り返る話なので、いろいろな人の人間模様が感じられるのはよかった。 -
緻密なジグソーパズルのその隙間をもっと小さく緻密なピースで埋めていくような書き方は、だんだん息苦しくなってくるな。結局12年前のことは12年前のことで、記憶をたどって肉薄することはできても、決して辿りつくことはできないということだった。ADHDの体験世界の記述としてはけっこうよくできたんじゃないかと思います。彼らの混乱した日常がうまく表現できていてこれは当事者・保護者の方も参考にされるとよいでしょう。
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尻上がりタイプ
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久しぶりの高村薫。硬い文章が懐かしかった。結局少女Aが犯人だったの?
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登場人物ひとりひとりの心象描写が微細でのめり込んでしまう。
どこまでも不幸に、不仕合せな人を描くのが上手い。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
髙村薫の作品
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感想 :

読まれたのですねー!!
お疲れ様でした~。
「事故だったのではないか?という気持ちが拭えない」←わー新鮮!
完全...
読まれたのですねー!!
お疲れ様でした~。
「事故だったのではないか?という気持ちが拭えない」←わー新鮮!
完全に殺しだと決め付けて読んでいたので、なるほどそんな読み方も出来るのねーって、新鮮でした。
それをもとに読み返す余力はないけど(^-^ゞ
レビューのラスト、良きですb
読んだ人の感想聞けて嬉しいです。
何故殺しではないか。
だって、動機がないでしょ。
髙村薫さんは、動機なきサイコパスを...
読んだ人の感想聞けて嬉しいです。
何故殺しではないか。
だって、動機がないでしょ。
髙村薫さんは、動機なきサイコパスを何人か描いていますし、朱美を殺した山本某もその手の類かもしれません。けれども、朱美がそうだったとはどうしても思えない。彼女はしっかり傷ついていると思えました。
でも、そういう「心の秘密」をとうとう髙村薫は明らかにしなかった。
最後に関心を持ったのは、亡くなった4人の魂が救済されたか、否か、だった様な気がします。仏教でいう彼岸を見たかどうか。
というわけで、ラスト気に入ってくれて大変嬉しいです♪