53歳の学生証: 社会人大学院一期生の記録

著者 : 近藤智雄

• 毎日新聞出版 (1991年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

新聞記者を卒業間際に、わが国初の名古屋市立大学「社会人大学院」へ入学。厳しいリポート、緊迫の講義、熟年学生は悪戦苦闘。"落ちこぼれ"は挽回できるのか?かつての"遊学生"のツケは?泣き笑いのキャンパスライフを本音で綴る、生涯教育の必読本。

感想・レビュー・書評

[honsety0912さんの感想 · 2023年5月3日]

わたし自身が名市大の経済学研究科に入学。
OBOGの方が集まった席で、この本のお話を聞き、興味を持ちました。
自身が在学していながら、パンフレットや案内などでは、目に触れていたかも知れませんが、名市大の経済学研究科が社会人大学院の皮切りだったことを始めて認識しました。
今の大学の雰囲気は変わらず、八高のお話や、一期生の皆さんの気概など、とても頼もしく読み進めさせていただきました。今の私の学生生活にも、共通点も多々ありました。
時代は四半世紀以上も流れたものの、社会人大学院を考えて見える方には、ぜひ、手に取っていただくと良いと思います。
自分が迷ったとき、また、手に取りたい本です。

[yoyogi39さんの感想 · 2012年10月24日]

社会人大学院生としての日々を綴る。
ジャーナリストの視点もあり、記録が細かく確か。
イニシャルで登場する様々な人々に、それぞれの人生があるのも感じられる。平成３年の書。最近は社会人大学院生は、もっと一般的になっている。