- 本 ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620312859
感想・レビュー・書評
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なつかしい感じ。
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「宮台 めちゃくちゃおもしろくなっちゃって、「なんでそんなに喋るようになったんだ?」と訊くと、ゲイバーでオネエ言葉でしゃべるようになって男を捨てたら、こんなにおれはしゃべるのかというぐらい次から次から言葉がでてくる、と」 ー 222ページ
自分とは別の人格を得ようとするとき、設定だけじゃなくて言葉を変えてみるということはとても重要なのだと思う。引用の例ではオネエ言葉だけれど、たとえばこれはオカルティストたちが行なっているような――あるいは中二病のときによくかかるような――魔術めいた口調でも同じようなことが言えるのだと思う。
神でも悪魔でも、それを降ろして自分にとりつかせるためには、逆説的にそれと自分との距離を保たなければいけない。そして人間の自意識が言語を中心に構成されているとかんがえられることを踏まえると、言葉遣いを変えるということはそれだけで普段の自分との距離を取ることができるようになることを示している。
つまり、たとえば関東人が関西弁を喋ることをいぶかしがったり、不快に思う人が多いのは事実だけれど、関東人が関西弁を喋るときはこういう意図、すなわち普段との自分のスタイルとの距離感を生み出すために行なっていると理解することもできるわけで、何が言いたいかというと、たまに似非関西弁を喋ってしまい申し訳ありませんでしたあああああ!!!!! -
時は流れた。今の裏社会はどうなってるんだろう。
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2010/1/25購入
2014/8/23読了 -
短いからか内容が薄い
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【目的】
【引用】
【感じたこと】
自己実現に執着するわたし
【学んだこと】
著者プロフィール
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