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- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620314501
作品紹介・あらすじ
科学と民主主義による輝かしい未来はどこへ行ったのか?おもちゃ、メカ、マンガ…1950〜70年代に巷にあふれたモノたちは、銀色に輝く未来の理想郷を夢見ていた。科学万能主義の衰退とともに消え去ったその幻影を「失われた未来」をキーワードに追体験し、あり得た未来と現実のギャップを語る、俊英の文明論的エッセイ集。
感想・レビュー・書評
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出版からもう15年たってるんで、この記述そのものがもう古くなってしまっているところもあるし、「~だろうか」「~かもしれない」と、かなり慎重に、けっこう当たり障りないことを書いているので、なんか著者らしくないなあと感じるところが多い。まあ企画自体はとても興味深く、面白い。
そうそう、面白いなあと思ったのは、釣りはまずバーチャルで練習して、そのあとリアルのものに挑むという過去の予想に対し、「現代はバーチャルなものだけで満足する時代になった」という解説。なるほど、確かに。
バーチャルって、リアルなものの代用品としてではなく、リアルを超える魅力を持ったものとして展開していくのが必然なのかもしれないなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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卒論で使用した本。
過去に描いていた未来は、失われて二度と夢見ることはできない。
そんな、昔流行った懐かしいものとかを解説している本。
読んでいるととっても切ない。
「私たちは、輝ける未来を信じていた」
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