- Amazon.co.jp ・本 (765ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620316499
作品紹介・あらすじ
平田篤胤、泉鏡花、折口信夫、稲垣足穂、京極夏彦…古今の文人たちを熱狂させた怪奇事件の全貌と、そこに跳梁跋扈するモノノケに霊感を得て生まれた小説・戯曲・講談・随筆・漫画・絵巻等を集大成する史上空前の「稲生物怪録」アンソロジー、出現。
感想・レビュー・書評
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声に出して読みたい泉鏡花。
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「武太夫槌を得る(京極夏彦)」 「平田本稲生物怪録(須永朝彦)」 「鞍馬天狗(別役実)」 「稲生武太夫(神田伯竜(6代目))」 「平太郎化物日記(巌谷小波)」 「草迷宮(泉鏡花)」 「稲生物怪録(折口信夫)」 「魔王物語(田中貢太郎)」 「懐しの七月(稲垣足穂)」 「百鬼夜行(柄沢斉)」 「八百八だぬき(杉浦茂)」 「芸州引馬山妖怪の事(根岸鎮衛)」 「想山著聞奇集(抄)(三好想山)」 「近世風聞・耳の垢(抄)(進藤寿伯)」 「蕪斎筆記(抄)(小川白山)」 「妖怪学講義(抄)(井上円了)」 「異境備忘録(抄)(宮地水位)」 「平田国学の伝統(抄)(折口信夫)」 「お化から授った木槌の不思議(都築要)」 「稲生武太夫(平太郎)(及川大渓)」 「大都市のポルターガイスト(宮田登)」 「稲生怪談の成立と百物語(卯山与史武)」 「稲生物怪録(柏正甫)」 「三次実録物語(稲生平太郎)」
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ずっと気になっていた稲生モノノケ録がまとめて読めて嬉しい。京極夏彦が現代語訳をしている「武太夫槌を得る」がとても面白かった。化け物が毎夜毎夜表れるのに、主人公の平太郎が飄々として動じないのがいい。
分厚いのでまだ全部読めていない…。