稲生モノノケ大全 陰之巻

  • 毎日新聞社 (2003年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (784ページ) / ISBN・EAN: 9784620316499

感想・レビュー・書評

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  • まず分厚さにビビる。すげ~~~~…。

    お恥ずかしながら、稲生正令伝説を知らんかったのですが。
    こいつぁオタクが好きそうな逸話だよなあ…。

  • ふむ

  • 声に出して読みたい泉鏡花。
    (ふりがなが振ってあるので)

  • ぶ、ぶ厚い。これはとても3週間で読み切ることは無理だろう。今回はとりあえず各章より興味のあるものをピックアップして読んでみる。そのうえでなおも読む必要があるならば、再読すれば良いだろう。
    (「草迷宮」は未読。資料編は原典及び原典の紹介部分以外を抄読。→ほぼ読破。)

    稲生モノノケのキーワードで「海辺のカフカ」は理解できる?!→異界の存在と接触した少年、貴種流離タン(源義経)、三島由紀夫「小説とは何か」(1972)

    (現代語訳)
    京極夏彦 武太夫槌を得る―三次実録物語
    須永朝彦 平田本 稲生物怪録
    別役 実  鞍馬天狗
    (講談)
    神田伯龍 稲生武太夫
    (小説/戯曲/紀行)
    巌谷小波 平太郎化物日記
    折口信夫 稲生物怪録
    田中貢太郎 魔王物語
    稲垣足穂 懐しの七月
            ―余は山ン本五郎佐衛門と名乗る

  • 2488

  • ずっと気になっていた稲生モノノケ録がまとめて読めて嬉しい。京極夏彦が現代語訳をしている「武太夫槌を得る」がとても面白かった。化け物が毎夜毎夜表れるのに、主人公の平太郎が飄々として動じないのがいい。

    分厚いのでまだ全部読めていない…。

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著者プロフィール

東雅夫(ひがし・まさお)
神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。『幻想文学』と『幽』の編集長を歴任。
著作に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第64回日本推理作家協会賞受賞)、『なぜ怪談は百年ごとに流行るのか』(学研新書)、『クトゥルー神話大事典』(新紀元社)、『文豪たちの怪談ライブ』(ちくま文庫)、『日本幻想文学大全』『世界幻想文学大全』(編著、ともに全三冊、ちくま文庫)など。

「2025年 『幻想と怪奇の英文学V 関西疾風編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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