インターネットは民主主義の敵か

  • 毎日新聞社 (2003年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784620316604

感想・レビュー・書評

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  • シラバス 参考書
    ーーーーーーーーーーー
    講義名:マスコミュニケーション論
    地域マネジメント学科

  • 大学図書館で読む
    republic.comの訳書
    「自己隔離ーつまり、本来仲間である他の市民の関心や意見から自分自身を多くの壁で遮断してしまう状況ーが、個人と社会の双方に厳しい問題を生じさせる可能性を強調してきた」p193

  • 今から15年も前の本であるので、SNSについては言及していないが、デイリーミーやカスケードや集団分極化(これは社会心理学のことば)ということは今でも通用することである。

  •  インターネットは民主主義にどんな影響を与えるか。

     得られる情報量を格段に上げてくれるネットはいいことばかりではと思っていたが、この本には唸らされる。情報量が多すぎるネットは自分の見たい情報を優先的に集めてくれる機能がある為に、自分と離れた視点に出会う機会を奪ってしまったり、自分と同じ意見ばかりを聞いてしまうことで意見の傾向が尖ってしまう危惧がある。規制や自由をどのように考えるかも難しい問題となる。

     03年に書かれたこの本だが13年の現在においても充分読む価値がある。特にネット選挙運動が解禁になった現在の日本ではその重要度も増している。

  • インターネットメディアを民主主義の観点を切り口として論じた。インターネットを否定的に捉えるわけではないが、健全な民主主義のためにはインターネットによるフィルタリングは危険である。そこには、サイバー・カスケードや集団分極化などの問題が潜んでいるためである。健全な民主主義を成し遂げるためには、マスメディアが提供する(必ずしもマスメディアである必要性は主張されていないが)「思いがけない情報との出会い」「多くの人々への共有体験」の二点が必要であるとの主張。

  • Amazonで意味不明の高騰なので、地道に探したい

  • 多くの国々にとっては快適な貧困の問題は飢饉である。
    政府がインターネット、現状のテレビ、あるいはこの両者を合成したり、超越するような技術を規制しようとすれば自由社会は政府による規制や言論への規制には反対の立場であるから、この企てはきっと失敗に終わる。

  • インターネットこそ民主主義を普及拡大させるものとばかり思っていた私には、目に鱗の視点でした。この視点を持ってジョージ・オーウェルの古典的名著「1984年」を読むと、ウェブ社会が管理されたときの恐さを考えさせられます。

  • 荻上チキの『ウェブ炎上』(筑摩書房, 2007)でその理論が援用されたことでも(?)有名。
    著者は、アメリカの憲法学者。
    ウェブの(アーキテクチャ的な意味での)特性が集団分極化、サイバーカスケードと呼ばれるような事態を招くことについて検証している。
    また、その解決としての討論型世論調査に言及する(日本では間違った理解があるって言うのが、某誌で書かれていた。内容についてはよく理解出来ていない)
    検索が第一歩となる空間について、説得力のある考察だったが、現在ではネット空間の第一歩が若干変わってきているようにも思われる。
    もちろん、心地良さによってつながる相手を絞っているという点で変わりはないので、今後さらなる研究が待たれるといったところか。

  • 読了:2009/11/25 図書館

  • Web2.0で問題となるサイバーカスケードについて書かれた本。しかし、前半に重要な事が書かれており、後半はグダグダと具体例の羅列に過ぎない。前半だけ読めば、著者の言いたいことはだいたい分かるので、わざわざ買って読む本ではないかもしれない。

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