やまだ眼

  • 毎日新聞出版
3.62
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本棚登録 : 384
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620317946

感想・レビュー・書評

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  • 笑える、のではなく、なんだか味わい深い一言集。一つ一つをテーマに、短編小説が書けそう。

  • 面白かったです。

    でも、新品じゃなくて古本でも良かったかなって...

  • 山田さんの言葉よりも真面目な佐藤さんの解説が面白かった。

  • 真実は日常に紛れてる・・確かに。

  • 佐藤雅彦さんは、ほんと、天才☆

  • 最近佐藤作品から離れていたのだけれど、たまたま本屋で立ち読みしたら、いい!即買いしてしまった…。自分に返ってくる本。自分に「イタタ…」と確実にはね返ってきて、考えさせられる本です。佐藤さんのコメントが以前と比べて直球になってきたところも気になる。普段社会や企業とのやりとりで「うんざりだ!」と思うことも多いのでしょう、きっと。でも『バレンタインの正義』の話はちょっと違うんじゃないかなと思った。おすすめです〜

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    ▼内容<言い方

    『“丁寧で謙虚な口調だけど、すごくずうずうしい事言ってる人にたまに会う。”〈解説〉話す内容と、その時の口調は、普通自然と合うものある。例えば、苦情を言う時は責め口調、愛の告白は甘い口調。もしそれが食い違うとどうなるか。「電車が遅れてどうしてくれるの」と甘く駅員に言ったり、目尻を上げて「お前のことが好きになったじゃないか!」と告白、等々。ここで面白いのは人は内容より口調を優先してまず判断するということである。自分という人間の生存に関わることとして、とにかく相手が敵か味方かお判断する必要から、人はまず調子(トーン)の把握を優先的に行い、時間的にも、内容的にも、言葉の理解が後に続くと僕は推測している。謙虚な口調だとそれだけでまず受け入れるモードになり…』(佐藤雅彦×山田一成:著 / やまだ眼 / P86)

    「あんたの部屋臭うよ〜」とファブリーズは脅し、「子どもの不潔は危険よ〜」とビオレママも脅し、「キャミの時ワキ臭うよ〜」と8×4で脅し、商品を広告する。しかし、ユーモアで、可愛く癒し系で、さわやかな調子でそれぞれみせることで、調子(トーン)が優先され脅されてる感覚がなくなる。そう思うと「脅し広告」って多いよなー、改めて思う。「脅し広告」を否定してるってわけではなく、今更ながら、広告の『ベタ☆テクニック』になるほどーと思ったのであります。私も普段の口調や言い方、気をつけよう……

  • 相方さんが、私が好きそうと言ってかしてくれた。はい、佐藤雅彦さん大好きです。
    いつもここからの山田さんの視点に佐藤さんがコメントするという形。毎日新聞に連載してたみたいだけど知らなかったなあ。

    世の中を斜めにみたような山田さんの視点は、やはりちょっと斜めってる私には妙に共感するものがある。特に本物の天然の人の話にはなるほど。
    30分くらいでさらさらよめる。

  • 上司からの誕生日プレゼント。
    いつもここからの山田さんの言葉が載っていて、それに対して佐藤さんが解説するというような形式の本です。いつここのネタが好きな人にはオススメ。
    「エレベーターまで送ってくれた親切な人が、ドアが閉まる瞬間、真顔にもどるのを見た。」

  • 日常のちょっとした違和感がうきぼりに。

    だらーっとしたときにいいかも。

  • 佐藤雅彦さんのファンなので購入してみたけど、期待してたほどではなかった。期待ほどではないとしても、それなりに興味深く面白くはありました。
    まさかあのホストくずれみたいな人(失礼)が、こういう視点を持っていたとは。驚いた。

著者プロフィール

東洋大学社会学部教授。主著に『よくわかる社会心理学』『心理学研究法5 社会』など

「2014年 『心理学の基礎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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