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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620318646
作品紹介・あらすじ
フセイン独裁政権、米軍侵攻、そして戦後の混乱へ。グローバルな視点からではわからない、逆境を生きる人々の生身の声から探る"イラク"の実像密着ルポルタージュ。
感想・レビュー・書評
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アラビアンナイトの時代から幾多の戦乱を経験してきたイラクの人々の生活力は旺盛だ。
ヨルダンは部族社会。
イランはペルシャ人連帯国家だがイラク内のクルド人を軍事支援をするなどイラクを揺さぶるカードとしてクルド人問題を利用してきた。
1980年にイランイラク戦争が始まるとフセイン政権は国内クルド人がアラブ人へ攻撃することを警戒した。
フセインはクルドを攻撃することはいらんを攻撃することと同じ意味を持っていた。
フセインの死後も混乱は続いている。
アメリカの非人道的な拷問、イラク人への侮辱がアラブ社会に怒りを与えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イラク戦争の結果とその後を現地のジャーナリストの視点から描いた作品。
なのだが「カブールノート」と比べれば内容は劣る。
こちらは基本あったことを忠実に描いているのに比べ
カブールは筆者の懸念・無力感・その地に生きる人々の生活・考えなど臨場感あふれる内容だった。
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