時効廃止論 「未解決」事件の被害者家族たち

著者 : 毎日新聞社会部

• 毎日新聞社 (2009年5月28日発売)

作品紹介・あらすじ

あの殺人犯も、時効を迎えてしまうのか。殺人時効、過去5年で241件。迫る時効に苦しむ、被害者家族の痛切な声を丹念に取材。新聞連載時から大反響を呼んだ、渾身のルポルタージュ。

感想・レビュー・書評

[ぱぱいや33さんの感想 · 2016年4月13日]

2008～2009年に毎日新聞に連載されていたもの。関係者の努力の甲斐あって、無事時効廃止になったってことか。未解決事件がいろいろ書かれてるけど、いくつか犯人が捕まったものも。リンゼイさん事件は捕まってた。しかし、記憶は風化するもので、時効がなくなったからといって、どれだけ犯人が捕まるものか。世田谷一家殺人事件は全然捕まらないもんな。八王子スーパーナンペイも。

[aikawarikakoさんの感想 · 2014年3月1日]

タイトル通りあくまで｢時効廃止推進｣側に寄り添った本。
時効賛成側の本でいいのがあったら読んでみたい。

[古書便りカフェさんの感想 · 2009年8月18日]

これは両刃の剣である。無限延長の危険性も考慮しなければならない。