頭の中身が漏れ出る日々

著者 :
  • 毎日新聞社
3.94
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本棚登録 : 227
レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620319728

作品紹介・あらすじ

40代、独身、趣味昼酒。『サンデー毎日』連載エッセー、待望の単行本化第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • これは決して人前で読んではいけない本だ。
    ニヤニヤするだけならまだいい。
    爆笑に次ぐ爆笑エピソードについ声を出して笑ってしまうのだ。

    四十代、独身、趣味は昼酒。
    果てしなく続く自分勝手な妄想が面白すぎる。
    そして忘れちゃいけないのが、見た目は七十代、心は十代「可憐な少女」のお父さん。お茶目すぎて微笑まずにはいられない。

    北大路さんにとってはごくごく普通でなんてことのない日常…けれど北大路さん以外の人にとっては可笑しくて仕方がない。
    そんな北大路さんはどんなに辛いことが起こっても無敵。なんたって背後からインコが見守ってくれていて、困った時はそっと助けてくれるらしいから…。
    あー、私もそんなインコがほしい。
    ストレスが溜まって最近笑ってないなー、という人に持ってこいの一冊。

  • 北大路さんのエッセイはエピソードも文体も
    とにかく面白い。

    父の中に思春期の少女を見出し、
    老紳士にインコの霊がついていると言われた
    北大路さんの携帯メールでの
    「し」の変換第一位は「しめじ」。

    出入り口が道路に面している
    ラブホテルの話も最高に面白かった。
    混雑する道、列に入れてもらえず
    延々とホテル前で人目に晒され
    拷問のごとき時間を過ごすこととなる恋人たち。

    他人事ながら恐ろしい。非常に恐ろしい。
    陽水様も説いていた。
    ホテルはやっぱりリバーサイド。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「とにかく面白い。」
      最近、Booklogで知って笑わせて貰ってます。
      やっぱり、記憶力と観察眼と、、、何だろう?
      「とにかく面白い。」
      最近、Booklogで知って笑わせて貰ってます。
      やっぱり、記憶力と観察眼と、、、何だろう?
      2014/04/18
  • 面白い!!(#^.^#)
    なんて文章の上手い人なんだろう!と感嘆しながら読みました。

    「サンデー毎日」連載のエッセイで、
    ご本人は40代独身・両親と同居のライターで趣味は昼酒、といういくらでも自虐ネタが出てきそうな日々なのだけど、そこをすこんと突き抜けた筆致が楽しくてたまらない。(#^.^#)

    なんていうか、私ってちょっと人と違ってて、
    そのトンガリ具合がヒリヒリして案外素敵でしょ、みたいなところが全然ないところが好き。
    きっと、あれこれのエピソードは公子さんにとって自然体で、ホントに感じていることなんだろうな、なんて。

    回転寿司での昼酒は、周囲の働く人々を眺めて『世の中こんなに働いている人がたくさんいるから私は怠けていても大丈夫』という安心感ももたらう効用もある。

    とか、

    三歳の姪が、それまで彼女の心の九割を占めていた(残り一割は好物のうどん)アンパンマンへ別れを告げ

    とか、

    佐藤浩市がCMに出演している限りは一生買い続けると誓ったキリン一番搾り

    とか、

    あぁ、ダメだなぁ。こんな風に細切れで引用しても彼女の面白さは伝えられない。

    北大路公子さん、今回、お初の御目文字でしたから、これからちょいと追いかけさせてもらいます。(#^.^#)

    • booooklynさん
      はじめまして。私は前作の「生きていてもいいかしら日記」で北大路さんファンになりました。笑い転げました。
      他にも森見ファンだしタマキンガーだ...
      はじめまして。私は前作の「生きていてもいいかしら日記」で北大路さんファンになりました。笑い転げました。
      他にも森見ファンだしタマキンガーだしみをつくし好きだし・・・とかぶるものが多いようでレビューも素敵でしたので、フォローさせてくださいm(__)m
      2013/07/23
    • じゅんさん
      booooklyn様 コメントとたくさんの花丸(#^.^#)そしてフォローをいただきありがとうございます!!
      花丸は特に私の好きな本につけて...
      booooklyn様 コメントとたくさんの花丸(#^.^#)そしてフォローをいただきありがとうございます!!
      花丸は特に私の好きな本につけていただいてすっごく嬉しいです。
      好みが一緒のようで、そちらにも感激。こちらこそフォローさせてくださいませ。楽しくおしゃべりできるといいですね。\(^o^)/
      2013/07/23
  • 雪国に住んだことがないので、雪掻きの苦労など知る由もありませんが、
    そこはそれ、合理主義(ずぼらとも言う)をモットーとする私。
    放っておいてもいつかは溶けて無くなるものを、多大な労力を使って
    今すぐに処理しなければならないという非合理性に納得できずに、
    雪掻きをサボる作者に共感して止みません。
    わかる、わかるよ、キミコさん。
    ところで、次の本のタイトル、「屁理屈力」でどうでしょう?(笑)

  • いや、面白い。三十、四十代のグータラで(実は)酒好き女性にぜひ、読んで欲しい。
    昼酒好きで、妄想好きで、ダラダラ過ごしたいのよー、という憧れ(?)の生活をする著者。そう、会社に繋がれている社畜…いや社会人生活を余儀無くやらされている私には憧れなのです。あゝ、人様が死んだ魚のような目をして働いている間にぷはーっとビールを呑み、殴りたい人No.1に怒鳴られている時間を妄想で費やしたい。
    そんな安らぎの場がここにあります。
    あー、疲れてるな私。

  • 脱力したい時読んでください、なエッセイです。
    サンデー毎日に連載されていたのですから一編一編はすぐに読めるのですが、私は共感の嵐で顔中くすくすが止まらなくて公共の場で読むのは大変でした。

    大泉洋はじめ北海道の人の笑いのセンスってどうなっているのだろう?

    同時に家庭用モヤシのひげ根取り器(廉価版)の発売を、公子さん同様に心から願ってしまう自分の生活センスも怪しくなってくる。

  • あー、実にばかばかしいエッセイだった。
    とても笑いました。エッセイも久しぶりなら、本で爆笑も久しぶりかも。
    酒好きな作者の、酒浸りな日々を、酒を飲みながら、ほろ酔いで読了す。

    いたたまれない三十秒
    雪かき界に新星現る
    電話は正しくかけましょう
    脳内姑との格闘

    お気に入り。他のも面白かった。

    うーん、こんなばかばかしい本も、
    日曜の夜(正確には、祝日の月曜だが。)の、

    明日からまた仕事!あーいや!辞めたい!逃げたい!どっか行きたい!

    ・・・とお酒飲んで現実逃避を図りたくなる夜には、最適で御座います。

  • 声をあげて笑うほど、おもろい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ブクログのレヴューをランダムに見ると、こんな面白い発見があるんだと、思う今日この頃。。。
      北大路公子は、全く存じ上げませんでした。「頭の中身...
      ブクログのレヴューをランダムに見ると、こんな面白い発見があるんだと、思う今日この頃。。。
      北大路公子は、全く存じ上げませんでした。「頭の中身が漏れ出る日々」ってタイトルが秀逸。早く文庫にならないかなぁ~
      2012/12/20
  • +++
    40代、独身。趣味昼酒。超地味な日常から生まれた55編。「サンデー毎日」で好評を博した連載エッセー、待望の第2弾!
    +++

    なにを隠そう某日記以来のファンである。もちろん一面識もないが、著者の文章を長いこと読み続けてきたのでいまとなっては(勝手に)旧知の隣人のような心持ちでさえある。本作でも相変わらずの日々をお暮らしのご様子、まことにうれしいことである。最後にしんみりさせてくれるところも読者のツボを心得て…と思えばこの落ちである。それもまたいい。

  • 北大路公子さんのエッセイはじめて読んだけど超絶面白かったので、他の作品も読もうと思います。

    わたしも昼酒すきだからとても気持ちわかります…

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著者プロフィール

エッセイスト

「2018年 『すべて忘れて生きていく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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