密約 日米地位協定と米兵犯罪

  • 毎日新聞社 (2010年3月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784620319858

感想・レビュー・書評

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  • 内容は私の知りたかった沖縄返還時の補償金に関する密約ではなく、日米安保条約における地位協定の密約を細かく証明しているものだった。
    本書で紹介されていた「日本では政治の資料を全部官僚が握っている(中略)その官僚と軍部と財閥が結託して太平洋戦争をやったのだから日本の軍国主義復活を防ぐには(中略)政治経済の資料が官僚に独占されているのを打破して(中略)人民の代表である国会議員の手に渡るための図書館でなくてはならない」という国会図書館の創設に関わった羽仁五郎氏の言葉が印象的だった。
    この地位協定にしろ、日本における外交問題にしろ、日本の政治世界には相当根深い問題があるのだということを痛感した一冊だった。

  •  米兵の犯罪が裁かれないのは日米地位協定での密約があるということの説明である。密約そのものの経緯を明らかにしたものではなく、米兵の犯罪を主に説明したものであるので、タイトルを米兵犯罪としたほうがよかったのではないか。例えば「裁かれない米兵犯罪」としたほうがわかりやすかった。
    米兵犯罪を卒論で扱うためには読んでおいていい本であろう。

  • 1、密約の闇
    2、閲覧禁止‥国会図書館
    3、秘密交渉
    4、米兵犯罪の実態
    5、不起訴のからくり
    6、法律を超える密約
    7、軍事優先
    8、人命と日米同盟
    9、海外派兵と地位協定

    クェートやジプチで自衛隊も米兵と同じことをしている‥とは知らなかった。他国への軍事介入は本当に恐ろしいと思った。

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著者プロフィール

吉田 敏浩(よしだ・としひろ):1957年、大分県生まれ。ジャーナリスト。ビルマ(ミャンマー)北部のカチン人など少数民族の自治権闘争と生活と文化を長期取材した記録『森の回廊』で、第27回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『赤紙と徴兵』(彩流社)で第2回いける本大賞を、『「日米合同委員会」の研究』(創元社)で第60回JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。『横田空域』(角川新書)、『追跡! 謎の日米合同委員会』『昭和史からの警鐘』(ともに毎日新聞出版)など著書多数。

「2024年 『赤紙と徴兵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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