うさぎとマツコの往復書簡

  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 561
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620320281

感想・レビュー・書評

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  • 近くの本屋に置いてなかったのでアマゾンに注文しようとしたらここでも2週間待ち。あきらめて待とうと思っていたら、別の本屋で平積みされてたという(笑)。
    やっとの思いで手に入れて一読、なんとも切ない気持ちになった。
    異形の二人、と評されているけれども、ただただ己の衝動や感情に素直なだけなんじゃないかと思った。
    二人がこもごも語っていることは、私にとっては特にびっくりするようなことでも、眉をひそめる様なことでもなかった。むしろ、よくここまで赤裸々に語ったなあと思う。
    自己欺瞞やごまかしを嫌ううさぎさんは、たぶん誤解されやすい人なんだと思うけど、私は彼女の書いたものが好きで、毒舌といわれてるマツコさんは、その毒の向こうにある鋭い批判精神が清々しい。
    4点なのは、あまりにも剥きだして痛々しかったわりには、思ったほど毒がなかったなあと思ってしまったから。でも世間の善良な人たちにとってはこの程度で猛毒になってしまうのかも。

  • 対談本でこんなにシンパシーを感じた本も珍しい。このお二人とお友達になりたい。

  • サンデー毎日連載の書籍化。
    往復書簡という形式のもと、中村うさぎとマツコ・デラックスが
    互いの人生や性、フェミニズム、女性政治家、自意識といった様々なテーマで語りつくす。

    <帯紹介文>
    あたしたちは「魂の双子」
    浪費・整形etc……女の業をさすらう女王様・中村うさぎと、規格外の存在感で各界を震撼させる「女装渡世」マツコ・デラックス。
    みずからの魂を売り物にする2人に待つのは、天国か地獄か、それとも……!?

    <感想>
    マツコ・デラックスの書いた文章を始めて読んだ。
    治外法権的な利を持つ「おかま」であることの、どちらの性にも属さない哀しさ、辺りが非常に興味深かった。
    どんなに孤独だったり人間嫌いであっても、世間の女と男は、すべからく自分と同じ性、または関わらざるを得ない異性であるということ。
    でも「おかま」はそうじゃない。
    ほんの少しだけど、第3の性の深淵を覗き込んだ気分になった。

    ただ残念ながら、“自分を語る言葉”は、正直あまり持っていないな、という印象。
    それに比べて、中村うさぎは相変わらずすごい。
    自分の考えていること・感じていることだけでなく、自分自身の人間性をどうしてここまで客観的に理性的に、一片のごまかしもなく捉えられるのか。

    この本では特に、濃ーい経験を経て51歳になった中村うさぎの、人生を振り返っての赤裸々な心情吐露が読み応えあり。

  • うさぎさんが好きなので読んだ。
    いつも普通とは違った視点から物事を見てるので面白い

  • これなんで買ったんだったかな…あの頃中村うさぎさんにちょっと興味があったんだったかな…。長らく本棚で眠ってたんですけど、ようやく読了。
    読み物としては面白いけど、ちょっと想像してたものと違いました。考え方が自分と違いすぎるからなのか、はぁなるほどそうなんですねぇ、みたいな感覚になりました。
    続編も家にあるんだよなぁ。もったいないから読もうかな、という感じですね!

  • また明日という日常がやってくる恐怖を、あと何年感じ続けねばならないのかな。

    あれだけの考えを言語化出来る、うさぎさんとマツコさんはすごいなぁ。

  • 本にしても大丈夫だったのか…と心配になるくらいにうさぎとマツコが本心をぶちまけた本。
    手紙形式に書かれていた分、とっても読みやすかった。
    政治的なことから性別のこと色々。
    なるほどなあと思うことが多かった。

  • あまり面白くなかった。いい気づきもとくに得られず。

  • 旧知のマツコと中村うさぎが往復書簡という形でお互いの心の深いところを探っていく。マツコはなぜ女装をしているのか。うさぎはなぜ破天荒なことに足をつっこむのか。女性という性が憎いのか男性という性に差別を感じるのか。ある意味哲学書を読んでいるようで奥深い。

  • こんなふうに他人から批判されたり反論されたりすると、自分では見えなかった部分が見えて来る。だから私は議論好きなのよね〜!
    ー中村うさぎ

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著者プロフィール

1958年2月27日生まれ。
エッセイスト。福岡県出身。
同志社大学 文学部英文学科卒業。
1991年ライトノベルでデビュー。
以後、エッセイストとして、買い物依存症やホストクラブ通い、美容整形、デリヘル勤務などの体験を書く。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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