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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784620320359
感想・レビュー・書評
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悪性腫瘍、外傷、感染症などの病気の治療として行われる外科手術では、切除部位や範囲によって患者は術後にあらゆる困難に直面する。患者の価値観やQOLに応じて欠損部位の修復を行う領域が再建手術だ。本書では、再建外科医が実際に対峙した症例をもとに、再建術とはどのようなものか、再建術に懸ける患者•医師の思いを綴っている。
この本を読んで、解剖や再建手術の手技について学んだ。また、患者のQOLを医療者側が決めてしまっているかもしれないという一文にハッとした。その人の生活歴や信念に応じてQOLは異なる。医療者はそれを汲み取り最善のケアを考える必要があるのではないかと感じた。 -
〈再建外科とは、癌の切除後や外傷によって失われた組織を再建する外科分野です。(中略)私たち再建外科医は、手術を通して三つの再建を行っています。そのうちの二つは「機能」と「形」です。食べる、話す、持つ、歩く、座るといった機能と、顔貌、指、乳房などの形です。「機能」や「形」を再建することは、患者さんが自分らしさを取り戻し、心身ともに元気になっていただくことにつながります。つまり三つ目の再建は「心」です。(プロローグより)〉──すべては患者さんの「自分らしさ」を取り戻すために、顔面、乳房、四肢、そして体幹の再建に挑む、“毎日が臨戦態勢”の熱き外科医のノンフィクション!
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