まないた手帖

著者 :
  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 107
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620320762

感想・レビュー・書評

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  • 合間合間に少しづつ読んでずっーと読みかけになっていた。毎日新聞に連載されていたエッセイ
    いいなぁと思ったのは、遠い目標がなくても与えられたことをできるだけていねいに、毎日のくりかえしを楽しむのが小さくはない目標(P128)
    毎日の生活の中に楽しみも学びもたくさんあるんだな。

  • 新聞連載を一冊にまとめたものなので、一つひとつが短く、隙間時間に手に取って読むのに丁度よい。
    日々の暮らし(食のこと多め)、人との関わりなど。

  • 新聞の連載だから1つ1つが短いけど、日常に自分なりの楽しみや心地よさを感じながら日々を大切に生きる感じが気持ちいい

  • 20150430読了
    寝る前の読書。文章の好みは別として、さらっと読めるお料理エッセイ。

  • 著者紹介では「随筆家」となっているが、料理研究家でもあるのかな。(よく知らないけれども)

    日常のちょっとしたこと(台所ネタが多い)を、ちょっと書きつけたようなかんじ。
    ゆったりと、軽い気持ちで読める。

  • 毎日真心こめて旬の野菜や魚で料理をしよう。

  • 新聞への連載をまとめたものなのだが、1回分が簡潔で気持ち良く、自分にとっては大事にしたいことが盛り込まれていた。

    食べること、周りのことを丁寧に。迷いを持つ時もあるけれど謙虚に、しなやかに。自分はなかなか実践できていないけどこういうものを読むと身がひきしまる。

  • 他の作品も読んでみたいかも。
    台所仕事を廚(くりや)仕事という表現を使うのか、と、この本で知った。廚仕事が少し嫌になったら、読んでみると、やっぱりいいなという気持ちにさせてくれてそう。
    作者は物書きの仕事も充実し、理解ある素敵な旦那様と娘2人という家族、翻訳の趣味…本人、無理なく背伸びもせずマイペースに生きるというような姿勢だけれど、すべてがバランス良く何でも備えられていて…羨ましくもある。
    自分の与えられたことを、小さなことを、今を重ねるのが大きな充実、成果になるのかなぁとしみじみした。

  • 食に向き合う姿勢、なんかいいなぁ。

  • お気軽に読めた(^^)食べ物のエッセイというより、作者と井戸端会議をしている感覚♪

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著者プロフィール

1958年北海道小樽市生まれ。随筆家。3人の娘を育て、食事をつくり、掃除に精を出し、市の教育委員として奔走し、一人暮らしの親を気にかけ、ときに原発に思いを巡らせ、夫婦喧嘩をし…日々を重ねる。『朝ごはんからはじまる』『まないた手帖』(ともに毎日新聞社)、『おとな時間の、つくりかた』(PHP文庫)、『暮らしと台所の歳時記――旬の野菜で感じる七十二候』(PHP研究所)、『こぎれい、こざっぱり』『台所から子どもたちへ』(ともにオレンジページ)ほか、著書多数。

「2016年 『家のしごと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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