撃って出なきゃ 商社だもの

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  • 毎日新聞出版 (2011年12月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784620320786

感想・レビュー・書評

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  • 素晴らしい名言のオンパレード。これらの言葉は常に胸に留めておきたい。
    「己を知り敵を知れば百戦殆うからず」
    「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」
    「徳を積め、利は後からついてくる」
    「健康、良き友、良き家族、人生の目標、生き甲斐、趣味、そしていくらかのカネ」
    「逆境の中でやり遂げる執念が必要。後の世に笑われない仕事をしよう」
    「常に挑戦する姿勢が大切。とにかく、やってみなはれ。やる前から諦める人間が一番つまらない人間であり、つまらない人生である」
    「お客様は来てくださらないもの、お取引先は売ってはくださらないもの、銀行は貸してはくださらないもの。これが商売の基本であって、一番大切なのは信用であり信用の担保はお金や物ではなく誠実さ、真面目さ、真摯である」
    「我以外皆我が師」
    「歴史と地理に学べ」
    「らしい仕事に徹する」
    「当たり前のことを地道に愚直に最後まで成し遂げる覚悟と気迫、気概」
    「健康が全て」

  • 2014/02/26 No.4

  • 撃って出なきゃ 商社だもの/守山 淳

    元三井物産 中部支社長の書いた本。
    フジマキ本のような企画。(←これは非常に良い)
    1部:商社概論
    2部:中部支社長としての毎週の所感をまとめたもの

    非常におもしろそうな体裁である。

    内容的にもおもしろかった部分はあったが、精神論的な記載が重複して書かれているの部分は無駄な気がした。
    それと、中部支社で2003年から2005年頃の状況であるので致し方ないとは言え、トヨタを褒める文章があらゆるところに登場していた。少し褒めすぎ。

    営業マインドとして、他社の動きを見てとか、慶弔関係、取引先の周年記念行事へのトップの参加、東京本社での会議に参加した幹部の中部支社長へのタイムリーな報告要請等、社内外に目を光らす営業マンの部分が垣間見れておもしろかった。
    これくらいのマインドでないと商社では出世しないんだろうな。
    というのを感じさせる記述である。

    具体的社名を知りたいわけではないので、
    もう少しこのような営業の最前線で発生していることを臨場感溢れる記載で、
    かつおもしろおかしく表現してくれたら、30万部は売れる本になると思います。

    そういう意味で、編集者の役割は重要だなと再認識させられる本でした。


    おもしろかったのは確かです。

  • タイトルが面白かったので

  • うちの会社の元常務が書いた本。商社の中にいる若手社員、志望する学生にのみおすすめ。ただ、自分がいつも心掛けないと、と思ってることが書いてあってその点非常によかった。

  • 三井物産の元名古屋支社長の関西学院大学での講義録。
    商社の仕事、課題から商社マンのあるべき姿が熱く冷静に語られている。商社(三井物産?)の社風・文化も垣間見え、商社志望の学生さんにおすすめ。

  • 元三井物産の人。
    3年目でMBAー10年目でロンドン駐在ー最後は名古屋支社長


    商社の機能:
    「物、サービスの提供」以外に、「市場開拓機能」「情報、調査機能」、「事業開発機能」、「リスクマネジメント機能」、「物流機能」、「金融機能」、「オーガナイザー機能」

    ハブ港とは
    多数のクレーンを備えた大規模コンテナターミナルで24時間態勢で荷役。周辺の中小港湾から荷物が集まり、
    行き先別に仕分けされ大型コンテナで目的地に向かう。
    取り扱い量1 シンガポール 2上海 3香港 4深圳5釜山6広州7ドバイ、、、


    今後はアジア
    例えば韓国 三星財閥は韓国GDPの18%、輸出の21%


    原油価格
    ニューヨーク原油先物市場が価格のリーダー格
    実際の需要と供給で決まるスポットと、
    戦争、内紛などマクロ的視点で価格が決まる投機的資金。

    世界と日本の常識非常識
    「日本人は相手に悪いと思い、外国人は相手が悪いと思う」
    「自分の意見を言わないことは相手の言い分を認めたこと」


    商社での基本姿勢
    1 個を磨け
    ぶれない言動の軸をしっかり確率すること。つまりはゆるぎない座標軸の確率。

    自分とあわない上司がいる場合、ぶつぶつ文句だけいうのでなく
    「自分が課長になったらこんなことはやるまい、あるいはこれはぜひ真似しようといった
    姿勢で、自分の判断基準を作る」

    2歴史と地理に学べ
    担当を持ったとき、まずお得意様との過去の商売の歴史を書類や当時担当した先輩によく聞いて
    勉強してからはじめると信頼を得られる。

    失敗の歴史に学ぶ
    →プロジェクトでも、失敗、反省集を作成する。なぜ失敗したかを分析するならその失敗は
    失敗じゃない。


    3得を積め、利は後からついてくる。
    人のために汗をかく。目の前の損得でなく、人のためになることを誠心誠意もって対応する。
    取引先に魅力ある提案や情報提供、販売力を行う。面白い情報があると重要取引先に送付。

    物あげるときも、
    つまらんもので、、、ではなく、「これ本当おいしいですよ、うちの家族も大好きです」

    4情報をみて、素早い行動をする
    例 物産米代表がノースウェスト航空を使う。これは米国転勤のニュースをみて
    ノースウェストの営業マンが飛んできてすぐ営業にきたから。この行動力。

    5現地に(上流階級に)徹底的にとけ込む
    最近の駐在員で、日本人社会のみで活動して日本人の評判を落とすのとは大違い

    泰然自若


    支社長時代の言葉  2章

    1 汗をかけ。重要な取引先への配慮は徹底し、取引先が何を期待しているかに最新の注意を払う。
    時間があれば、取引先に出かけて雑談して情報収集。撃って出なきゃ、商社だもの。

    2情報を得たら、商売に結びつくように行動を起こす。

    3積極提案
    「最近の物産は淡白で目新しい提案も持ってこない。なんとしても商売にしようという気概が
    感じられない」
    しつこく、執念深く。

    4 慌てず騒がず、泰然自若として、当たり前のことを当たり前に実行する。
    百のお題目より一つの実行。

    5 現場の姿勢 (イトーヨーカドー会長より)
    お客様はきてくださらないもの、お取り引き様は売ってくださらないもの、
    銀行は貸してくださらないもの。これが商売の基本であって、一番大切なのは
    信用であり、信用の担保はお金や物でなく誠実さ、まじめさ、真摯さである。

    6基本動作の徹底
    議事録はすぐ作成。出張はかならず事前、事後報告
    稟議書は事前に衆知を集めて決裁する制度。

    恒例行事の前広に確実に手配。
    「ご存知とは思いますけれども念のため」

    受け取る側がいちいち質問しなければならない報告書やメールは失格。
    また最後まで読まないと結論がわからないのもだめ

    7失敗する会議の7つの法則
     ー開始時間が遅れる
     ー要領を得ない資料の大量配布
     ー「だいたい」「思う」など曖昧な報告がおおい
     ー誰も他部門の話に口を出さず、発言者が限られる
     ーリーダーがしばしば「結論はまた後日」という
     ー会議終了後、何したらいいかわからない
     ー終了時間が誰もわからない

    8顧客の時間を大切にすること
    限られた時間で顧客に価値ある話をきちっと行い、
    客になかなかよい面談だったと思わせること。
    小さなことをおろそかにしないこと→最後車が見えなくなるまで
    お見送りなど。

    9 KKD , GNN, SKD
    KKD→感(勘)、根性、度胸
    GNN→義理、人情、浪花節
    SKD→すぐやる、必ずやる、できるまでやる。

    10礼儀作法がすべての基本。マナー。

  • 「商社に期待するものは、資材の供給ではなく、広く世界経済、政治の動向を踏まえた大所高所(個々の細部にとらわれない大きな観点のこと。偏見や私情を捨てた広い視野をいう。)の視点からの提案である。用件があるから来るのではなく、日頃から頻繁に面会し、青臭い議論でもいいから熱っぽく語って欲しい。」というある取引先の社長からの言葉。

    これこそが、商社マンが企業や社会から求められている役割であると思う。その他にも、商社マンとして取るべき行動や、考え方などが具体的に記してある。本書の内容は商社の形成過程の話から始まり、自身が名古屋支社長に就任してからのニュースレターの文章をまとめたものである。特に名古屋支社長就任後は文章の内容が重複している点が多く、何度も社員に言い聞かせてこそ、伝わるという考えが伝わってくる。

  • 商社の雰囲気、攻めの姿勢を感じた一冊。

    ただ、なんとなく自分には馴染まない空気感がそこにはあった。とかく企業戦士の雰囲気漂うのに嫌悪感あり。

    昼夜厭わず仕事します!というスタンスで、最後の一言に取ってつけたように「健康には留意して」と書かれたって、なんだかな。。

  • 論旨が非常に明快であった。自分のbibleになるか。

  • 基本的には商社の歴史とか仕事内容とかだけど、社会人に近づく学生たちにむけてのエールが心にしみました。

  • 元三井物産の常務・中部支社長の守山淳さんの書籍である。

    全体は二部に分かれていて、
     ①商社とは何か、何をしているのか?
     ②支社長から見た商社の仕事、商社マンとしてのあり方
    について書かれています。

    特に第二章(②)は、実際に中部支社で配布されていた所感であり、読み応えがあると感じた。
    所感では何度も何度も同じことを意識して言われているのことが伺われる。
    その背景には、トヨタの企業理念に習った
    「当たり前のことを地道に愚直に最後まで成し遂げる覚悟と気迫、気概」
    を大事していることが感じられる。

    守山さんは、商社という業種の立ち位置を非常に大事にされている。
    どちらかというと、ド派手な商社マン像ではなく、営業マンとしての姿勢について言及されている。
    この本を読むことで、総合商社の地味な部分を垣間見ることができるだろう。

    ・社会人としての基本
    ・顧客への礼儀正しく、信用を得るための基本
    ・上司と部下、管理職と若手、それぞれの立場での振る舞い方の基本
    以上の点に関して、習うべき所がすごく多く、また、具体的であった。

    *オマケ
    個人的に非常に啓発されたのは以下の文章。
    「瞬時に的確な判断をするのが管理職の基本である。そのためにも普段から行動基準がしっかり確立しておく必要がある」

  • 読了。三井物産元中部支社長の著書。おもしろかった!
    実際に発信されていた、日々の仕事に対するリアルな声を聞く事は、とても刺激になった。特に商社という異業種の世界を垣間みれたことも
    興味深かった。実践的であり、どれもすごく為になる言葉ばかり。

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