- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620321271
作品紹介・あらすじ
宇宙の謎に人類はどのように挑んできたか。これから何が解明されていくのか。わたしたちが宇宙に行ける日は-"宇宙教育の父"による、宇宙一わかりやすい宇宙読本。
感想・レビュー・書評
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読みやすいし、面白かった。
ロケットの、簡単な歴史入門になっている印象ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で面白そうだったので。
非常にわかりやすく宇宙開発の今昔が語られていて勉強になりました。それにしてもロケットの最初ってロケット花火みたいなものだったんですねえ…(まあそれをロケットと言うのかミサイルもどきというのか難しい所ですが)はやぶさの話も面白いし、今後火星に行ったキュリオシティがどのような報告を行うのか。宇宙開発分野は本当にこれからも発展が楽しみな興味深い研究だと思います。
ただ、今後はスペースデブリの問題も深刻化しそうだし、打ち上げて終わり、と言うような時代ではなくなってきたのでこれからどのように自分たちの住める環境を守りつつ、宇宙に進出していくかと言うことが課題になってくるのかと思います。
原発事故を正しく怖がるために、と言う章も興味深かったです。
やはり今のところ自分たちの住む地球以外に地球生物が住める場所は無いのだから(見つけても移住するまで相当年月がかかるだろうし)自分たちが快適に暮らすためにも地球環境の事はきちんと考えて行動しなくてはならないのだなあと思うのです。原発問題もやはりもっと真摯に推進派も反対派も考えなくてはいけない問題だと思います。地球に住めなくなってしまったら終わりなのですから。