なんとか生きてますッ

著者 :
  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 296
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620322797

感想・レビュー・書評

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  • 私「サンデー毎日」のエッセイ、好きみたい。これも大宮エリーさんが連載していたものをまとめたもの。
    この人不器用だなぁ。ドジをしたり、ヘマをしたりしながらも、なぜか周りに愛されながら頑張っている。その愛される秘密をもう少し知りたい、業界での仕事ぶりがすごいのか、普段の生活ぶりが落語の喜六や与太郎なんなのか。

    でも、そのトホホな生活ぶりは、常識の範囲は超越してますな。
    こんな人と一緒に暮らすのはごめんですが、友だちとしてたまに遊ぶのは楽しそうですね・・・。

  • 丸の内でやってるビジネスマン向け夕学五十講にて講演を聞き、東大卒だし電通での仕事で成果を出しながらも、度々起こすミラクル。ビジネス街なのに笑わせていただき、この方に掛かるとなんでも面白くなるんだろうなと、魅了されました。

    もとをたどるとファッション雑誌のコラムに好きな文章があって切り抜きたくなる程に気に入ったのがエリーさんだった。

    名前入りサイン本をその場で購入。それが2016年で、やっと読了。間で気持ちが離れて読んでなかったんですが、エッセイを読みたくなり再開。


    やっぱり、面白かったです!


    少し話がそれますが、最近ハマってる読書の仕方は、眠る前のひとときにエッセイを読みながらあれこれ考えてるうちに眠たくなり眠るというパターン。

    頭を働かせるのが好きな私にはピッタリの眠り方。不眠解消法。

    教えてくれたのは遠藤周作さん。
    「眠れぬ夜に読む本」

    それと、オードリー若林正恭さん。
    「社会人大学人見知り学部卒業見込み」


    話を戻す。

    どなたかが書いていたけれど、エリーさんは生きる才能があると。その言葉はしっくり来る。


    エリーさんのように考え行動起してる人はそりゃぁ、人にも仕事にも好かれるよなぁ。似た学歴と似た業界に身を置きながらも私とは全然違うタイプ。


    私にはない何かを持ってる。(自分大好き?)


    それがあるから、とても輝かしく見えます。


    エリーさんは群を抜いてるのかもしれないけど、電通博報堂の人ってそういうタレント性がある人がとにかく多いです。


    それはどのように身につけるのか。
    身につけられるものなのか。


    欲しくても私のシャイで控えめで自己謙遜かいきすぎるパーソナリティだと絶対手に入れられない何か。


    それが知りたくて、生きるコントを2巻とも購入しました。


    そうやって読書を進めるのは楽しい。

  • とにかく元気になれる。エリーさんの生態が気になりすぎる。エリーさんのことが好きになれる。

  • 久しぶりのエリーさん。

    最初の記憶がないお話が1番好き。

    エリーさんはすごい努力家だし、エリーさんの周りには優秀な素敵な人がたくさんでほんと素敵。

    表示が可愛いのも、この本のいいところ。

  • おかんとのエピソードが爆笑。嫌な出来事も笑いに変えて楽しく生きてる姿に元気をもらった。

  • エリーさんのおかんのエピソードに爆笑。電車で読むのは危ない。

  • エリーさん。
    ほんと好き。

    【とくべつ好きなもの抜粋】

    ・記憶がない!
    マックのAppleロゴがごはんだと思ってカレーのルーをかけたエリーさん。それに対する旅人さんの言葉があたたかかった。「俺はエリーさんにライブのことをいろいろ褒めてもらって、それがとても響いたから、カレーをかけている時、俺は慌てなかったよ。むしろ、好きなだけかけたらいいって見守ってたんだ」

    ・サザエさん状態
    エリーさん、海へゆく。
    待っていたタクシーの運転手さんも穏やかな顔だった。
    とても好きなエッセイ。

    ・インディアンの儀式

    ・冬眠のススメ
    どうしてもアニマルカードに行きつくのがおもしろかった。

    ・電通マンに聞きました
    ダメな人が愛される。よいなあー。

  • 「なんとか生きてます」よりは「楽しく生きてます」って感じなんだけどね。エリーさん的には財布を忘れたサザエさん
    の連続なんでしょうが、読んでると笑っちゃう。エリーさんと友達になりたいわ。

  • エリーのトホホな日常が詰まったエッセイ集。「記憶がない!」「サザエさん状態」「ブスとブサイクのはざまで」「東京タワーになる」など、『サンデー毎日』連載から“迷”エッセイを厳選収録。

    自由に生きてるなぁ。

  • さすがは大宮エリー。爆笑。スッキリして次、頑張ろうと思える。

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著者プロフィール

画家、美術家、作家。広告代理店勤務を経て、ラジオのパーソナリティ、映画監督、舞台の作演出など多方面で活躍。2012年に福武總一郎氏のモンブラン国際文化賞のお祝いとして制作したライブペインティング作品「お祝いの調べ:直島」をきっかけに絵画制作をはじめる。現在は個展や芸術祭で作品を出展し、高い評価を得ている。近著に絵本『虹のくじら』(美術出版社)など著書も多数。

「2019年 『ハートのレオナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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