「未来を読む」ビジネス戦略の教科書

著者 :
  • 毎日新聞出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620323114

作品紹介・あらすじ

シナリオ・プランニングとは、起こりうる複数の未来を想定し、その後の企業の戦略にまで"つないで"実利を上げるための思考法。単なる世の中の未来予測にとどまらない、企業としてリアリティのある戦略や儲ける仕組みまでを考えるものです。本書では、現代の企業の多くの成功事例・失敗事例を通して、シナリオ・プランニングの本質をお伝えします。

感想・レビュー・書評

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  • 5Fの使い方をちゃんとよく理解できた気がする。
    実践してみよう。
    FUSIONとかSeptemberとかも記憶に残ってよい。

  • 未来を読むためのフレームワークなどが語られています。
    PESTからSEPTEmberへ、そしてFUSIONフレームワークなるものまで。
    フレームワークを使うというのもあるが、そこで示される観点で未来予測をしていく必要はあります。

  • シナリオプランニングに精通する著者が現代企業の成功、失敗事例を踏まえて利益を上げることのできる未来の想定法を書いた一冊。

    本書を読んで未来の戦略を考えるうえでマクロとミクロの視点をバランスよく使い分けていくことの重要性を勉強することができました。
    マクロの視点からは顧客の行動にフォーカスしてAなのにBといった十分条件を備えて想定外な体験を起こすことや産業のバリューチェーンやターゲッティングなどに関しても具体的に想定していくことがシナリオプランニングにおいては重要であることを感じました。
    ミクロの視点からは顧客にとって未充足ニーズを探し、近視眼的に自分たちの強みに着目せずアウトサイド・イン思考を大事にすることを学びました。

    本書を読んで様々な企業の事例をもとに未来を想定していくプロセスが学べいい経験ができました。
    また本書はアタマを柔軟にして具体性を高めて未来を創造していくための一助となる一冊でした。

  • 未来の粒度を上げること。具体性のあるビジョンとは、明日から自分が何をするか理解できること。時間あたりのコストを考える。一人あたり、一店舗あたり、一箱あたり、一時間あたりを考える事で自分のことにできる。
    プランBを準備する→思考を大きく広くするため・AなのにBである→買い手に驚きを与える

    戦略とは未来と真剣に向き合い考える

  • 未来をどう予想するかという本。
    ものすごか使える内容というよりは、大枠として考え始めるとっかかりとして使えるかなくらい。
    大体が既存の当たり前のマーケティング理論(5forceとか)だった。

  • 「未来を思考するための方法」について書かれてある。
    様々な事例を取り上げて、なぜ未来を読み違えたのか説明してあるが、後付けならいくらでも書ける気がするが、
    方法論として知っておくことは無駄にはならないと思う。

  • 未来を予測するにはアウトサイド・インで時代の変化を感じ取ることが重要であると著者は主張します。じゃあ具体的にどういうことなのかを、これまでヒットを出してきた事例をもとにその背景を解き明かしていきます。読み物としても面白い。

  • ■書名

    書名:「未来を読む」ビジネス戦略の教科書
    著者:西村 行功

    ■概要

    シナリオ・プランニングとは、起こりうる複数の未来を想定し、
    その後の企業の戦略にまで“つないで”実利を上げるための思考法。
    単なる世の中の未来予測にとどまらない、企業としてリアリティの
    ある戦略や儲ける仕組みまでを考えるものです。本書では、現代の
    企業の多くの成功事例・失敗事例を通して、シナリオ・プランニン
    グの本質をお伝えします。
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・今の顧客に聞いても分からない事は答えられない。
     車の無い時代に車が欲しいとは絶対に言わない。

  • 稼げる事業の生み出し方!
    250のプロジェクトに参画、5000人の企業人を成功に導いた"シナリオ・プランニング"の第一人者が指南。

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