昭和天皇実録 その表と裏 (2)

  • 毎日新聞出版 (2015年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784620323152

感想・レビュー・書評

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  • 本書では「実録」から昭和天皇が軍部から祭り上げられていたと解析している。しかしこれは昭和天皇の力不足のせいなのか、それとも日本的政治システムの欠陥なのか。
    なにしろ昭和の戦争は日本人だけでも300万人以上の死者を出している。政治システムの欠陥だとしたら戦後全てが変わったわけではないだろうから、現在まで内包する問題である。
    そう考えると「実録」は単なる壮大なる言い訳の書ではなく、現在にも活かせる歴史書である。昭和天皇の御代はまさに歴史の教訓に満ちた興味深い時代であると思った。

    2017年8月読了。

  • 宮内庁が公開した『昭和天皇実録』を丹念に読み抜き、昭和という時代、昭和天皇という存在をさらに深く記録する、昭和史研究者としての著者が満を持した試みの第2巻。

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著者プロフィール

保阪正康……昭和史の実証的研究を志し、延べ4000人もの関係者を取材してその肉声を記録してきたノンフィクション作家。1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で第52回菊池寛賞を受賞。『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)で第30回和辻哲郎文化賞を受賞。『昭和史 七つの謎』(講談社文庫)、『あの戦争は何だったのか』(新潮新書)、『東條英機と天皇の時代(上下)』(文春文庫)、『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日選書) 、『近代日本の地下水脈』(文春新書)、『松本清張の昭和史』(中央公論新社)ほか著書多数。

「2024年 『未来への遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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