大村智ものがたり~苦しい道こそ楽しい人生

著者 :
  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 161
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620323572

作品紹介・あらすじ

ノーベル生理学・医学賞受賞!大村智先生がおしえてくれた『挑戦すること』のすばらしさと『人との出会い』の大切さ。大村智先生からのメッセージを特別収録!

感想・レビュー・書評

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  • 小学6年生の娘の読書感想文の課題図書。せっかくだからと読んでみました。子供向けの文章で書かれているので、大人ならさらっと読めます。

    幼少期~ノーベル賞までの道のり、そして大村先生には助けてくれる仲間がたくさんいたことなど、読書感想文は書きやすいと思いました。

    様々な困難がある中で、いつも前向きな大村先生の姿が書かれていて、とても前向きになれる本だと思います。

  • 教師たる資格は、自分自身が進歩していることである。(大村智の母)

    危ないときになんとなく神様が力を添えてくださって、川の向こう岸にポンと橋渡ししてくれるようなことがある。

    人のまねはするな!
    人と違うことをしよう!

    勝つためには、人から教えてもらったことだけをやるのではなく、さらに自分たちで技術を研究することが大事だ。レベルの低い人のまねをしても、その人と同じであり、その人を超えることはできない。

    人は指導ひとつでどんどん向上する

    自分の部下であろうと上司であろうと、誰もが自分の先生であると思うことが大事だ。

    人の役に立つことをしなさい

    山梨出身で、東京理科大学の大学院へと入学。私との接点がたくさんあり、共感することが多かった。ESRやEPRの研究をしていたことや化合物を学んでいたことも。論文は英語で書くということも。ワインの微生物などの研究は、私は趣味として行っていた。北里研究所への再就職は素晴らしいと思う。

    至誠天に通ず・一期一会という生き方、山梨県から生まれた努力家、心から拍手を送りたい。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/64922

  • 読み進めると、どんどん読んでいきたくなる本でした
    小学生対象かもだけど、大人が読んでも生き方を学ぶことができる
    いい本に出会えました

  • 他の人の人生を知ることによって、自分でも生活の中でその習慣などを生かせる部分があると思う。このような本はとてもいいと思う

  • ゴルフ場の土から、あらゆる病原菌を殺す物質をつくる細菌を見つけたとして、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智氏の半生を描いた本。大村氏本人による著作かと思って購入したが、書いたのは別の人だった。

    小学生くらいを対象とした本で、難しい言葉は分かりやすく解説があったので、難なく読み通すことができた。

    農家の長男として様々な自然の理を学んだ幼少期、スキーと卓球に打ち込んでいた学生時代。大学卒業後は夜間高校の教員として勤務し、生徒たちの真剣に学ぶ姿に心を動かされ、昼は大学院に通いながら学位を取得し、研究に打ち込んでいく。

    全体として、大村氏の努力と成功事項がメイン。もっと、失敗したことや苦労したことなんかも盛り込んでもらいたかった。なんだか、凄い人過ぎて自分とはかけ離れた人だと思って読んでしまった。

  • 2016年度課題図書(5&6年)

  • 子供向けに書かれているので 端的にわかりやすく 生き方が学べた 農業で培った努力 奥さんの支え 奥さんの明るさ 努力を惜しまない大村先生 北里柴三郎の功績 全てがノーベル賞につながった何と言っても 花を訪問した時 ガーナを訪問する 子供たちが メクチザン を知ってる 歓声をあげたことが感激 v サインで写真を撮っている 至誠天に通ず 何事も一生懸命に取り組めば 必ず良い結果になる 大村先生ありがとう

  • 苦しい道も、最後まであきらめずに一生けん命努力して達成すると、うれしいことや楽しいことが待っているということを伝えています。一つの事に一生けん命取り組んでいる人に希望をあたえてくれる本だと思います。

  • 児童書なので、サクッと読めます。ノーベル賞受賞時に、奥様の文子さんが亡くなられていたことが、とても残念です。

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2022年 『沖縄返還と密使・密約外交』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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