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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784620324395
作品紹介・あらすじ
「電通」の理不尽エピソード満載!
「電通新入社員自殺事件」でブログが話題に。
元コピーライターによる激白エッセイ!
恐ろしいのは、どこにでもいる普通の人たちだ――
広告業界の第一線で働いてきた著者が見た、聞いた、大の大人たちが繰り広げる仕事上のしょーもない理不尽の数々を、ユーモアと屁理屈で昇華する必笑コラム集。
感想・レビュー・書評
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あの事件の後にこんなコラムが書かれていたのか。マジメで心のキレイなおじさんの哲学とエール。
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電通関西にいた人の本。電通時代にあった理不尽なエピソードやそれを解決するためにはこうすりゃいいんやないの的な話を関西弁で書いている。
世の中のいろいろな事情はおいといて、率直に簡潔に解決方法を提示しているので読み物として面白いし、すっと読める。
電通という会社見る元社員の目線を知れるので
、モヤモヤしている実態を少しでも知りたい人にはおすすめ -
『広告業界という無法地帯へ』-前田将多-(毎日新聞出版)
1章 電通という会社
2章 ダイジョーブか、広告業界?
3章 ダイジョーブか、みんな?
4章 お客様は神様か
[レビュー]
広告業界、電通の実態を当社に在籍経験がある筆者が赤裸々に語った著書。’15年に起きた自殺事件を皮切りに、何気なくブログに広告業界の実態を記していた筆者のコラムが注目され刊行が決まる。
この業界は義理人情でできていると感じた。だから、不当な労働時間は生まれ社内でもハラスメントが横行するのだと感じた。来春から当業界に身を置く者として大変勉強になった。頭の良さは勿論、クライアント、媒体社、社内スタッフからも好感を抱かれる人情が必要と。 -
中出し
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本書は問題提起はしているが問題解決にはおそらく至らない。なぜなら、クライアント企業は自分に問題があるとは思っていないし、広告会社は「そういう業界だから」と思っているから。もし現状を変えるとすれば広告会社が「できること/できないこと」をクライアント企業にはっきり打ち出すことだろうが、最大手の電通でさえこれほど下僕のように扱われているのを見ると、やはりそう簡単には変わらないと思わざるを得ない。まあ、風穴を空けてくれるとしたら、やはり外資系企業なんだろうな。
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2017/09/11
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電通という会社だけでなく、広告業界のおかしさをコラムで痛快についている。よく分からなかった会社を少し理解できたかもしれない。
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タイトル、本の帯「電通」の文字から、広告業界の話だと思われるかもしれないが、実はそうでは無い。日本の企業の至る所にある話である。
何も決められない会議。
後から分けも無く覆る決定。ま、決定も無く勧められることもあるので、覆っているわけでは無いかもしれないが。
どこからどこまでが誰の仕事か分からない、仕事の分担。それが、社内だけでは無く、会社と会社との取引においても行われている現実。
この本は、広告業界だけでは無く、一般の企業にも言えることで有り、役員から、一般社員までが目を通して良い内容だと考える。
役員の皆さん、若い頃、こんな風に考えなかったんですかね。でも、同じ事をなさっていますよ。
著者プロフィール
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