無印良品のPDCA 一冊の手帳で常勝経営を仕組み化する!

著者 :
  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620324746

作品紹介・あらすじ

無印良品をV字回復させ、常勝経営を実現した名経営者の秘密は
手帳にあった!
スケジュールを書き込んでいくだけで、自然とPDCAが回り、
成果を出し続けられる仕組みをまとめて公開。

松井氏が導いた良品計画の「常勝経営」の手法は決して属人的なものではなく、ごくシンプルにPDCAサイクルを回すこと。そのツールとして欠かせないのが手帳である。結果を出し、自らの成長を促す手帳の使い方とは何かを、無印良品時代の経験を絡めてマネジメントと経営のための思考を、実際の手帳紙面を公開しながら1冊にまとめて紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 実際の手帳の写真が沢山見ることが出来る。こうやって考えるのかと、大変参考になる。

  • 無印良品を復活させた松井元会長による手帳を使ったPDCA管理事例。当たり前のことを当たり前にやること、やると決めたら徹底的にやり切ること、やらなくていいことはやらないこと…とありがたいお言葉が実話に基づき語られています。

    ---

    序章 アナログ手帳とPDCAの切れない関係
    PDCAを回すために紙の手帳が便利
    Checkに前年の手帳を使う
    手帳は統一性・連続性・記録性が利点

    1章 手帳は経営のための思考基地
    左に予定、右にタスクやメモ
    会議の予定は週前半にまとめる
    コミュニケーションはランチの時間で
    振り返り(CA)は土日で行う

    2章 変革のためのDCAP
    危機的状況の場合はまずやれることをやるDCAP
    経営方針は自ら作る
    方針を行動計画に落とし込めて初めて実行される

    3章 勝ち続ける仕組みはCAがつくる
    やらなくていい仕事は無いか?の視点で見直す
    他社のやり方を学ぶ
    構造改革は毎週進捗会議で確認する
    最後までフォロー仕切る
    実行した結果を振り返る

    4章 風土を変えるDDDD
    経営はコミュニケーションの質と量とスピードで決まる
    部下育成計画書を立てて3ヶ月毎に振り返り
    強制や罰で人を変えることは出来ない
    とにかく徹底的にやり切る

    5章 スパイラル型のPDCAで成長を促進する
    健康も趣味もPDCAで管理
    いい言葉をストックしておく

  • ふむ

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/688569

  • 「ビジネスの基本はPDCAだ」という内容。
    主に組織マネジメントについて、実例を含めて具体的なPDCAの回し方が紹介されており、非常に参考になる。
    また、これを読んで早速手帳を使うことにした。

  • PDCAに無理やり繋げている感じがある印象。
    手帳もそんなに内容が充実しているわけではなくあまり参考にはならなかった。

  • 全体として著者の経験を元とした内容。
    実施に至る過程、結果は描かれているが詳細はない。PDCAって凄いよね!ってことはわかるが現実に落とし込めるかは微妙。

  • PDCAの具体的な回しかたと手帳を以下に活用するかを教えてくれる。
    仕事ではスケジュール管理にしか使っていないから、もっと落とし込むことで質の良い仕事ができるかもしれない

  • PDCAを徹底的に回すための具体的な方法を手帳の使い方を軸に紹介されていた。
    手帳の使い方で勉強になったのは
    去年の同じ時期と比較する。
    決めたことは流さない。流してしまうと結局100%完遂することができない。徹底的にフォローすることが重要。
    残業を減らすにしても、徹底的に幹になる部分は残して枝葉の仕事をやめるんだと言い続ける。それでも自主的に変化するのは2.3%。
    10%ほど変化すれば持ち帰り残業はなくなる。そのために抽象的指示だけでなく、上司への返信は緊急性がなければ返信しなくても良いとか具体的に上司が指示を出す必要がある。

    いろいろ読んで、やりきる意思が最も重要だと思った。

  • 手帳の活用方法を主軸にしているが、やり方は各々の個性にあったやり方をすれば良いと考えるので、参考にすべきはその本質であると割り切って読んだ。

    理論に沿って行動しようとする人は多いが、実際にやり抜ける人はどのくらいいるのだろう。ここでは、綺麗事の理論(PDCA)だけではなく、生々しい現場での体験が語られている。やり抜くための工夫や知恵、考え方は参考になった。

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著者プロフィール

株式会社良品計画前会長。株式会社松井オフィス社長。1949年、静岡県生まれ。73年、東京教育大学(現・筑波大学)体育学部卒業後、西友ストアー(現・西友)入社。92年良品計画へ。総務人事部長、無印良品事業部長を経て、初の減益となった2001年に社長に就任。赤字状態の組織を風土から改革し、業績のV字回復・右肩上がりの成長に向け尽力。07年には過去最高売上高(当時)となる1620億円を達成した。08年に会長に就任。10年に株式会社T&T(現・松井オフィス)を設立したのち、15年に会長を退任。

「2021年 『無印良品の教え 「仕組み」を武器にする経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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