やっぱり食べに行こう

著者 :
  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 404
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620325200

作品紹介・あらすじ

小説、アートと同じくらい美味しいものが好き! パリ、NY 、世界各地で食べた食の思い出をつづる絶品エッセー集。

感想・レビュー・書評

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  • 日本中、世界中を駆け巡る、原田マハさんの、食に関するエッセイ集です。

    目次に、朝ごはん、麺、シーフード・肉、デザート、アートとグルメ、何度でも通いたい店、欠かせない一品。とありますが、読んでいて一番楽しかったのは、私はやっぱり「朝ごはん」です。
    「焼きたてバゲット」を読めばバゲットが食べたくなり、今度、行きつけのパン屋さんで買ってこようと思ったし、「朝食スタイル」では「そうそう、やっぱり旅先のホテルや旅館の朝食バイキングは楽しみだよね~」と激しく同意。
    パリではバターの種類もバラエティに富んでいるそうで、「いちじく入りバター」とか「スモーク」とかおいしそうですね!「マンハッタンのドーナツ」ではMOMAで働かれていた頃に、ドーナツとコーヒーの朝食を毎朝買っていたマハさん。『モダン』という小説の主人公、そのままですね。

    旅の目的のひとつは「旬のものを季節にその土地で食べる」こと。それこそが旅の神髄であると思っている。というところと「礼文島のウニ」という文章がありますが、マハさんも礼文島にウニを食べに行かれたそうですが、私も中学生の時に家族旅行で礼文島を廻り、地元の知らない方にとれたてのウニをわけていただき、その場で食べさせてもらったことがあります。あれって子供だったけれど、すごく贅沢な経験だったのだなあ。と懐かしく思い出しました。

    私は旅にはめったに行かないので、どこまで読んでも食べ物づくしのこのエッセイ集で、おいしい旅をさせていただいた気持ちになりました。
    ごちそうさまでした。

  • 美味しいもの好きの原田マハさんの食の思い出エッセイ集。
    本書文中でも『フーテンのマハ』からでもかぶるものがあるんですが、本当にお熱なのねと感じます。心のはじけ具合が伝わってきます。私も美味しいものを食べ、美術館巡りをしたいものです(あ、先立つものがありませんね)。マハさんにはもっと美味しいものを食べ、作品に力をより一層入れていただきたく思います。餃子とか牡蠣のお話は惹かれます(私も好きなのさ)。謎のピンチョスは見てみたいかな。

  • 東京以外を地方と呼ぶ原田マハ
    多感な時期を岡山で過ごし、一応は蓼科に住んでいるようですが、帰るところはパリ。東京さんだわ

    旅行も美術も食も好きなのに、この本は馴染めず

  • 読んでるとすっごくお腹が減る...
    特に牡蠣が食べたくなる...!
    夜中には読まない方がいい作品かも。

    親友と2人で行く食べ歩き旅行がとても楽しそうで、大人になって自由に使えるお金が増えた時にこんなふうに一緒に趣味を楽しめる友達がいたらいいなぁと思った。

  • 毎日新聞連載の単行本化。まず感じたのは、仕事とはいえ一杯色んなところに行ってて羨ましい、でした。マハさんの言葉でこんなに食べ物の話をされたら、そりゃあ腹減ってなくても食べたくなりますわ。特に沖縄のクマさんの寿司はいいなあ。空腹時には読まない方がいいです、血糖値が下がって倒れるかもしれません。

  • 旅先での「美味しいもの」に関する話を徹底的に収録。どの小説の取材の時に、どこへ行って何を食べた、というエピソードも頻繁に登場するので、作品をもう一度読んでみると新たな視点で読めそう。
    食べ物とビジュアルへの愛が透かしてみえる一冊

  • 共通する部分が多くて共感できた。
    私も美味しいものを求めて旅がしたい!
    その時はこの本を抱えて、気になる場所に行ってみたいな。

  • 旅や食べ物に浮いてのエッセイを読むのは楽しい。特に、自分が行ったことのない土地の風物や食べ物が紹介されて、それがいかにもおいしそうに紹介されていると、いつか自分もその場所へ行って味わってみたいという気持ちにさせられる。余談だが、筆者が大学の同窓生だと初めて知った。

  • 時間なくても旅行に行って美味しいもの食べたかのような、幸せな気持ちになれる。マハさんの文才に乾杯!

  • お気楽食レポ。肩に力がはいってなくていい感じ。三宮の「もん」行ってみよかな。

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著者プロフィール

原田マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。小6から高校卒業まで岡山で育つ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事株式会社、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館での勤務を経て、2002年よりフリーのキュレーターとなる。2005年小説化デビュー作の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞をそれぞれ受賞。2013年には『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補、2016年『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補となる。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞。2019年『美しき愚かものたちのタブロー』で第161回直木賞候補に。

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