- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620325323
作品紹介・あらすじ
甲子園はなぜ日本一なのか。野球ファンなら誰もが知るグラウンド整備の代名詞、阪神園芸。土のプロが明かす甲子園野球の真実。
感想・レビュー・書評
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面白かったですよ、芝の管理や土の入れ替えなど。八木や新庄、亀山の時代は、短い芝で8mmで、今は15mmと、違いがあったり、内野も場所によって固められていた時もあったり、とか。でも、自己満足感な文章が否めないので、鼻につく部分も少なからずあったり。
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阪神ファン仲間のオバちゃんに、
「この前、阪神園芸の人、見たのよ!」
とコーフン気味に言われました。
「いや、園芸の人って…」と、
その時は苦笑しました。
でも、この本、読んで気づきました。
タイガースの選手より少ない!貴重!
選ばれ者なのですね。
もはや、そういう存在です笑、阪神園芸。 -
職人的働き方、舞台裏で働く人の喜びを読むことができる。造園に携わる方のエッセイは少ないのでは。
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甲子園球場のグラウンド整備を行う阪神園芸でグラウンドキーパーを担う著者がグラウンド整備の極意とそれに賭ける思いを書いた一冊。
普段何気なく見ているプロ野球や高校野球の熱戦の舞台を支えているグラウンドに賭ける思いを本書で感じることができました。
土の内野部と天然芝の外野部の整備の難しさや雨天時の判断などはまさに職人芸だと感じました。
そして、トンボかけや散水などの技術についての難しさや長年の経験から生まれる勘についても知ることができました。
そんな本書を読んで整備のうえで雨天時の待つことの大切さや1〜2月の天地返しが1年のグラウンドの状況を左右することを知ることができました。
また、日頃の手入れも重要であることを感じました。
本書に書かれている著者と選手との交流を通じて、選手のプレイに対する配慮が選手への信頼を生み出していることも感じました。
普段の熱戦を生み出す舞台が著者をはじめとする阪神園芸の方々の技術によって生み出されていることを知るとともにこだわりや想いを深く知ることのできた一冊でした。 -
タイトルのつけ方がヘタ。出版社の責任重し。
書かれているのはプロの仕事論としてとても真っ当な話