これからの「葬儀」の話をしよう

  • 毎日新聞出版 (2018年8月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784620325378

作品紹介・あらすじ

特殊清掃、IT葬儀、違法散骨……「安・縮・短」化する葬儀の現状を、防大出身記者がトリビアやQ&Aを交えリポートする、ユニークな終活ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • ●毎年、東京の有明国際展示場で開催される「エンディング産業展」お葬式とか墓とかの関連メーカーを中心とした新商品展示会。美坊主コンテストや、供養女子コンテストといった客引きのためのイベントなども行われている。
    ●宇宙葬。1グラム遺灰をロケットに。安くて50万、ファーストクラスが800万だとか。
    ●墓の機能 先祖の供養塔 遺骨の置き場 故人の記憶、記録
    ●永代供養は承継者が使用料を払い続けて初めて使える。ほとんど無縁墓地になる。
    ●離壇料のトラブル。
    ●ドライブスルー葬儀。脚の悪い高齢者でも参加できる。
    ●アメリカにあるお墓大学。全米墓園協会だか。①追悼の重要性。墓を作るのは人間だけ。②経営破綻は許されない経営。③悲嘆のケア、心理学も必修。
    ●イスラムは火葬しない。死後の復活がある。

  • ひとりを前提にした社会を目指す。一人であってもそれがそのまま不幸につながらない社会。なんと難しい。葬送はその人の不在と関係性の確認記憶の呼び戻し。家族は作らないとならない。思っていることを伝え、折り合いをつける。それがかかわらないことである場合も出てくるが、お互い様でやれることもある。
    せめぎあってもいつかは折り合える。

    これができる相手だけであればどんなにいいか。

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