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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784620325569
作品紹介・あらすじ
意に反して真珠湾攻撃を指揮し、ミッドウェー海戦、絶望的なガダルカナル戦に突き進んだ悲劇の軍人を現代史に新たに刻む。
感想・レビュー・書評
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タイトルにある「戦争」は、対米戦そのものではなく、対米戦を避けようとした山本が戦わなければならなかった勢力や妨害を表している。そのせいか本書では山本の立場をほぼ全肯定してしまっており、しかも著者の推測があまりにも多い。他著書の引用に依り過ぎてもいる。昭和史研究で著名な作家の劣化を示した一冊。
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保阪正康氏のネームで購入したが全くの期待外れ
何をテーマに山本五十六を選んだのか解らない
最後の死が、覚悟の自殺で、撃墜も即死ではなかったとの論
それも大事だが、個人としての山本五十六の話と思う
三国同盟を止められなかった、米内・山本・井上
対米戦争に反対だったが、やるなら真珠湾攻撃
早期講和論者でミッドウェーの艦隊決戦を仕掛けるも壊滅
戦略のミスを戦術ではカバーできないという悲劇のケーススタディとして整理するほかない
かなり多くで、半藤一利氏を引用しているのも解せない
いずれにしても保阪正康氏にしては希有の内容のない本
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