SNS暴力 なぜ人は匿名の刃をふるうのか

  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 74
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620326474

作品紹介・あらすじ

もしも急にSNS上で誹謗・中傷を受けたら? 逆に何気ない“批判”が相手を傷つけたら…。
注目が高まるSNS暴力の実態と対処法を徹底取材。

感想・レビュー・書評

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  • 30代男性
    自粛警察というモノが現れるコロナ渦で、SNSという容易に入手可能な武器があるため、加害者と被害者の状況を知るために読みました。
    テラスハウスの花さん自殺事件等のSNSを用いた誹謗中傷が、心だけでなく家族等まで殺害予告等の現実的な被害に合っていることや、その加害者や被害者のインタビュー内容も掲載されている。
    SNSが急に現れて、その使い方については、もっと教育して、使う側がリスクを認識した上で投稿する必要があるかと思う。

  • 007-M
    閲覧

  • 今まさに深刻な被害に悩まされている人達なら「どうしたらこの理不尽な地獄から一日も早く抜け出せるのか」や「どうしたらこの傷が癒えるのか」といった、もっと被害を受けた側に踏み込んだ情報が欲しいと感じるかもしれないな…というのが読了直後の感想でした。

    しかし一方で、「ネット上の暴力とは一体どんなものなのだろうか」と基本的なことを一通り知りたい方々が、理解の入口として手にするには良い本だと感じました。

    各分野の専門家のお話とともにニュースで見聞きした事件が実例として取り上げられているため、読み進めやすいものになっています。

    ●なぜこの本を選んだか

    かつて私も「有名人でもなければ匿名掲示板なども使わない、だから巻き込まれることはないのでは…」と感じていたことがありました。

    それが突然私の身にも降りかかり、そこから理不尽な暴力が毎日のように6年も続くこととなったのです。

    事件に遭う前にこの本を読んでいたなら、執拗で異常な暴力にももう少し落ち着いて対処できたこともあったでしょう。

    どなたにもインターネットを使っている限りこの手の事件は起こり得ます。事前に少しでも知識があれば、いざという時、変わることもあるかもしれません。

    (レビュー全文はnote https://note.com/flowercrown 「本紹介」にあります)

  • SNS中で匿名で人を非難する。非難された人は闇夜から棒で殴れたと思いをする。加害者は暴力を肯定する悪者ではなく何処にでもいる人たちだ。しかも、自殺まで追い込む暴力にも関わらず、加害者の罪意識は薄い。

  • こういうところに、"オールド"メディアの担い手である新聞記者のみなさまの頑張りどころがあるのか、と理解させられた一冊。
    ネットの闇はネットで検証できない。

  • テラスハウスの出演者の自殺の契機となったネットの誹謗中傷を主な例にSNS暴力について解説している本。
    被害者は気にしなければいいのにと思っていたが、「スープに入ったコバエ」のように気になりネットを開いてしまうよう。

  • SNSは危ういものだな。匿名は原理主義に親和性が強い。同調圧力とかゆがんだ正義とか、危うきに近寄らずの姿勢が正しいと思う。

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著者プロフィール

2018年夏、毎日新聞東京本社編集編成局社会部の遊軍担当だった奥山はるな、堀智行、デスクを担当した篠原成行の3人を中心に構成。メンバーは、いずれも外国人や子ども、教育を取り巻く問題に関心があり、それぞれ取材を続けてきた。本書のベースとなり、毎日新聞の紙面で掲載しているキャンペーン報道「にほんでいきる」は、取材班が執筆した。

「2020年 『にほんでいきる 外国からきた子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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