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- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620326665
作品紹介・あらすじ
最強の本読み父娘がおくる〈ことばの薬〉。初邦訳から90年、名著が新たな輝きとともによみがえる!
こころを癒やす愛の詩集。解説・池澤夏樹。
感想・レビュー・書評
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どうしようもない本を作ったものだ。
ネットでみると池澤夏樹と春菜の親子で翻訳しました、っていうのが売りみたいに書いてあった時点でいやな予感がしていたんだけど、詩のあとにいちいち「N」とか「H」とかイニシャルが書いてある。交換日記かよ!と思った。
さらにひとつひとつの詩のあとに解説みたいなのがついていて、その中には「ぼくの小説の一節」なんて、自作の小説の引用なんかもついている。
ぼくが読みたかったのはウィリアム・ブレイクなのに、彼の姿は影も形もなくなっていて、池澤親子の自己満足が印刷されたみたいになっている。ゴミ箱に投げ込もうかと思ったが、図書館で借りた本なのでそっと返す。こんなことをやっているから本が売れなくなるんじゃないかと思ってしまう。
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