ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ

著者 :
  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 147
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620326719

作品紹介・あらすじ

ふつうの日々の、ふつうのできごとに「意味」を見つけられるようになってほしい。気鋭の財政社会学者が贈る、未来を変える君たちへの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 小説家が書いたものかと思っていたら財政社会学の専門家であった。財政社会学を子どもの生活にしてよく書いてある。自分が勉強ばかりでできなかったことを書いているとあとがきであった。わかりやすくて小学生がすぐ読める本である。

  • 感動した。
    登場する愉太郎みたいな人になりたい。
    こんな風に過ごしたいなと思う。
    読んでみてください!

  • このコロナ禍を生きる子どもたちに、そして大人たちにも読んでもらいたい。

    負けたことではなく、負けたことの意味を考える。
    毎日数字に踊らされ、何が正しいのか、どう行動すればいいのかも人それぞれになってしまっている今、大事なことを語りかけてくれているように感じる。

    これ以上、不要な分断を招かないために。

  • 考え、話し合い、最適解をさがす。
    倫太郎がいい子で泣ける。

  • ふむ

  • 母子家庭の小学生の愉太郎が、友達や段ボール拾いをする女性と素直に関わりあって、みんなが支え合って幸せに生きていく社会を考えていくお話。書かれていることは本当にその通りなのだが、私も含め人は弱いものなので、人のnegativeな感情に左右されない社会のシステムを構築していくことが必要かなと思った。

  • 「公」「共」「私」の新しい関係を提案し続けける財政学者、井手英策。「経済の時代の終焉」からずっと気になる論者でしたが、最新刊は、こどもたちに向けた本です。毎日小学生新聞の2018年4月から2020年3月までの連載をまとめたもの、ということでコロナ禍の小学生ライフには触れていませんが、アンダーコロナでの「ふつうに生きる」という視点も知りたかった。って、自分で考えなくちゃいけないんですけど…ずっと彼が語って来たことを、こども向けにわかりやすく落とし込んだ良書です。主人公の倫太郎が、あまりにいい子なのでこども的にはどうなの?とも思いますが、あとがきに書かれているように、著者が「なりたかった子ども」ということで、そこはしょうがないか、です。そのあとがきで語られる、勉強ばかりしてきて、そして大学の先生になるという「なりたい大人」になって、しかし事故で生死の境目をさまよった時、こども時代の思い出がすっからかんで病院のベッドで布団を被って涙を流した、というカミングアウトから本書に至る想いに納得してしまいます。ただ「将来」より「いま」、それって難しいテーマですよね。しかし、いつもこの著者は個人的体験が学術的主張に繋がっています。まだ夏休み、この本に触れる子どもが増えますように。

  • すごく良い本だった。理由は分からないけど何度も泣きそうになった。公園のおばさんへの視線とか,すごく優しくて好きだった。
    小学生娘に薦めてみたけど,あんまりピンとこないみたいだった。いろいろ経験して考えられるようになる話なのかな。

  • 小学生に語らせるのはずるいなあと思いながら読む。結構人口比率とかまじめに考えていそう。

  • 道徳心のみならず、経済、政治まで切り込んだ一冊。こどもだけではなく大人にも読んで身になる本だと思います。
    こどもの頃の社会情勢は大人になっても通ずるので、何か解決の糸口を探れるかもしれません。

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著者プロフィール

井手 英策(イデ エイサク)
慶應義塾大学経済学部教授
1972年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本銀行金融研究所、東北学院大学、横浜国立大学を経て、現在、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。総務省、全国知事会、全国市長会、日本医師会、連合総研等の各種委員のほか、小田原市生活保護行政のあり方検討会座長、朝日新聞論壇委員、毎日新聞時論フォーラム委員なども歴任。著書に『幸福の増税論 財政はだれのために』(岩波書店)、『富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国の謎を解く』(集英社)、『18歳からの格差論』(東洋経済新報社)ほか多数。2015年度大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞。

「2019年 『いまこそ税と社会保障の話をしよう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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