3人で親になってみた ママとパパ、ときどきゴンちゃん

著者 :
  • 毎日新聞出版
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本棚登録 : 62
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620326764

作品紹介・あらすじ

トランスジェンダーパパ・フミノとママに、精子提供したゲイのゴンちゃん。生まれた2人の娘。〈普通の家族〉におさまらない僕らはどんな家族になるだろう?

感想・レビュー・書評

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  • 両家のジジババさんたちも

    積極的に支援してくれてるからは

    思ったよりは ゴンちゃんの

    関りが少ないのが残念だけど

    (ほんまに ときどき だった)



    赤ちゃんの時の物理的な

    手間暇もさることながら

    これから先も

    人間を一人育てるのに

    親の手が多くて困ることはない

    6本でも 12本でも

    どーんと 増えたらいいな

  • 親子とは、LGBTQの人生観について考えさせられる。

  • 著者の講演会を以前参加した研修会で聞いたことがあって、手に取りました。トランスジェンダーとして、子どもをもつということ。様々な意見や考えがあると思うし、何が正解とかはないと思うが、子どもをもつというのは親のエゴだけでしてはいけないと感じた。他とは違う家族、周囲の目というものに対して子どもがこれからどう向き合っていくのか見ていきたいと思った。

  • LGBTQの本棚から
    第194回 3人で親になってみた 毎日新聞出版

    トランスジェンダーの父親、母親、精子提供者のゲイの男性、の三人で子育てしている話です。
    これだけ多様性と言っておきながら、多様性を拒否してる政府も珍しいんだけど、いろんな家族を認めれば、いろんなことが楽になるのに、と思います。

    2021年09月27日

  • 著者である杉山文野さんはトランスジェンダーでフェンシング元女子日本代表なんだそうです。文野さんの前著である『元女子高生、パパになる』が紹介されている記事を読んで「どういうこと?」と興味を持ち、読みたいなぁと思いつつ、本屋でも何度も手に取り棚へ戻しを繰り返しているうちに、なんと新作となるこの本が発売されてました。やっぱり気になり結局新作のこちらを購入。

    サブタイトルはママとパパ、ときどきゴンちゃん…パパであるトランスジェンダーの文野さんと、文野さんのパートナーであるママ。お二人は子どもを持ちたいと希望し、文野さんの親友でありゲイのゴンちゃんから精子提供を受け、体外受精によって二人のお子さんを授かったという、ママ1人、パパ2人、ジジババはなんと6人!のファミリーエッセイです。

    正直なところ子育てをしていると夫婦二人だけでも意思疎通は難しいですよね。言わなくてもわかるでしょ、言ってくれないとわからない、伝えるの忘れたり、言ってもちゃんと伝わってなかったり、そもそもの価値観が違ったり…などなど。それが3人で親をするとなるとさらに難易度上がりますよね。でもだからこそちゃんと話し合ってコミニュケーションをとって…そういう大切なことが実践できていて素晴らしいです。夫婦でも親子でも、その関係性に甘えずに、きちんとコミニュケーションをとることがやっぱり大切ですよね。

    お子さんのことを公表するかどうかはかなり悩まれたようですが「子どもが批判の対象になるのは怖い。しかし、それはいじめられる子どもには何の問題もなく、いじめる社会の側に問題があるわけで、そんな社会を変えるためにも、LGBTQ当事者が親として子育てをしている現実を知ってもらうことが大切なのではないか」(106頁)と考え、公表されたそうです。LGBTQに限らず、障害だったり病気だったり、まずは私たちが「知ること」大事ですよね。

    とりあえずうちの娘たちはトランスジェンダーではないようですが、もしも将来同性のパートナーもしくはトランスジェンダーの彼を連れて帰ってきたら?と考えてみました。まだ想像するだけなので実際のところどうなるかはわかりませんが、娘のことを世界で一番愛してくれて世界で一番大切にしてくれる人であるならば、そして娘自身も相手のことを世界で一番大切にしたいと思える人ならば、喜んで受け入れられると思います。

    文野さんがパートナーの妊娠中にイメージトレーニングとして漫画『コウノドリ』を読んでいたとのこと。私もかなり前から気になっている漫画…やっぱり読みたいなぁ。

  • 文野さんの問題が起きた時の対処力、そして、彼女の柔軟性で、新しい家族の形を作る事ができたと思う。ゴンちゃんも愛されキャラですてきと思った。ときどきじゃなくて、もっと!もっと! この家族のこれからをずっと追っていきたいと思った。

  • 設定としては変わっているんだろうけど、ほんとに普通に夫婦の子育ての悩みを解決していく本として読めました。
    親が3人、みんな立場は違うけど。産みの母からの不満がいちばんよくわかる!
    そしてよくある父親と違い、3人で子育てするために不満をぶつけるだけではなく、相手の立場にたって話し合って解決する。
    これなら最強の家族になれるだろうな、と思える人たちに思いました。

  • トランスジェンダーの女性でパパとママとごんちゃんの新しい家族の形の奮闘記。

    はじめに
    第1章 親子って何だろう
     親とはいえ他人である
     子どもが欲しい
     戦友ゴンちゃん
     愛するがゆえの猛反対
     親になる準備
     我が子と言っていいのかな?
    第2章 3人で親になってみた
     名前に込めきれなかった思い
     たかが紙きれ
     皆さんにご報告
     虐待の疑い?
     六人のジジババ
     うなくいかない
    第3章 子育てってなんだろう
     保育園デビュー戦
     いつから男の子?女の子?
     パパの言い分
    「こうあるべき」を超えていこう
    第4章 僕たちのファミリー
     ふたりめ誕生
     かけがえのない時間
     呼び名はどうする?
     きょうだいとは
     家族ができて変わったこと
     向き合うことから逃げない
    あとがき

    トランスジェンダーで女性から男性になり、結婚をし、彼女と家族になり、友人のゴンちゃんから精子提供を受け、子供を授かり、3人で家族になった杉山文野さんたちの奮闘。

    生い立ちから、差別や結婚への反対、家族の問題、そして3人で子育てする難しさ、意思疎通の難しさなどが語られている。

    とてもよく考えて家族を構成しようとしている3人を尊敬するし、夫婦の在り方だったり、育児の考え方だったり、学ばせてもらうことがあった。

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著者プロフィール

1981年東京都生まれ。フェンシング元女子日本代表。
早稲田大学大学院にてジェンダー論を学んだ後、その研究内容と性同一性障害と診断を受けた自身の体験を織り交ぜた『ダブルハッピネス』を講談社より出版。韓国語翻訳やコミック化されるなど話題を呼んだ。卒業後、2年間のバックパッカー生活で世界約50カ国+南極を巡り、現地で様々な社会問題と向き合う。帰国後、一般企業に3年ほど勤め独立。現在は、日本最大のLGBTプライドパレードである特定非営利活動法人 東京レインボープライド共同代表理事、セクシュアル・マイノリティの子供たちをサポートするNPO法人ハートをつなごう学校代表、各地での講演会やメディア出演など、活動は多岐にわたる。日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ証明書発行に携わり、渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員も務める。


「2009年 『ダブルハッピネス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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