あなたのなつかしい一冊

  • 毎日新聞出版 (2022年8月1日発売)
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本棚登録 : 242
感想 : 15
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784620327433

感想・レビュー・書評

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  • 『わたしのなつかしい一冊 』『あなたのなつかしい一冊 』 池澤夏樹|ACTIVITIES|issatu&onthedeskonthedesk
    https://issatu-onthedesk.co.jp/archives/411

    今週の本棚・なつかしい一冊 | 毎日新聞(有料記事)
    https://bit.ly/3H7HuAd

    あなたのなつかしい一冊 | 毎日新聞出版
    https://mainichibooks.com/books/novel-critic/post-578.html

  • 『わたしのなつかしい一冊』続編。

    失礼ながら存じ上げない執筆者もおられたし、よく見知ったお名前もあった。この方々の世間でのご実績は確認せず、どんどん読み進めて、読んだことのない本はブクログの本棚に放り込んだ。信頼して読める書評や読書案内の本を持つというのは、暗い中の頼りになる懐中電灯みたいなものだ。

    全く普段読まない本でも、一回取りついて振り落とされた本でも、まあここで勧められたんだったら読むか、まるまる信じて手にし、ともかくも付き合ってみるというのも、これまた読み巧者への道程の一つと、私は思っている。

    このシリーズもそうで、今回、知らぬ本は多かった。だけど、絶対自分じゃ読まないよな、と思うこれらのラインナップの中に、絶対一つや二つは、今すぐ読みたくなるのが混じっているから、エライものなのである。

    同様に『ともだちは海のにおい』のように、好きで好きで、おとなになって読んで、またここで再会したら、嬉しくなって読みたくなっちゃう。そういう本が入っているのも、ふと心が和むもので、しあわせで、いい。

    何読もうかな、と思う。本好きならではの、あの惑い。
    そういう時に是非、この本をお勧めしたい。日曜の午後にぴったりである。

  • 図書館から借りた。

    実は2回目にして読了。
    選書者さんも著書も
    知らないものもあったけど
    「これ読んでみたい」ってのもあって
    なかなか 興味深かった。

    外国モノが多い印象。
    たまには
    読もうかなぁ。

  • 週刊誌の書評をみて読んでみた(というかパラパラとめくってみた)もの。
    知らない作家さんや著名人の方が多かったかも。。

    いくつか興味を惹かれた推薦本があったので、読んでみたいと思いました。

  • 気になった本を読んでみたい

  • 人には誰も座右の書を持っている。著名人にとって個人的な心の古典。毎日新聞の書評欄のエッセイ1 年分を取りまとめたもの。

    掲示される書籍のジャンルが多岐にわたり楽しく読むことができた。
    ただし、それなりに人生を読書に費やしたつもりだったが、ことの他読んでない本が多いことにガッカリ。まだまだ世の中名著が溢れている。

    それぞれ簡潔な中に的を得たエッセイ。読書の合間に少しずつ読むとさらに世界が広がる、読書の魅力の溢れた一冊。

  • なつかしい一冊は、オススメの一冊とはやはり違う訳で、必然的にそれなりに古い作品が中心になるし、個人的には、ブックガイドとしてはあまり惹かれず…。各人の思い出語りエッセイと捉えれば、それなりに面白く読めるものもチラホラ。そんな中、数少ない引かれた作品は以下。

    内臓とこころ
    大人問題

  •  有名な、研究者、俳優、建築家、作家、翻訳家など50人それぞれが選ぶ、自分自身の「なつかしい一冊」を紹介しています。本の紹介者一覧から見て、この人のなつかしい一冊ってどんな本だろう?と読むのもよし、逆に知っている本を見つけて紹介者はどんなエピソードを語っているのか?と読むのもよし。
     この本を読んでいると、紹介されている本が過去に読んだことがあったとしても、もう一度手に取ってみたくなります。そして、ここから更に本が読みたくて、うずうずしてしまう一冊です。

    京都外国語大学付属図書館所蔵情報
    資料ID:655965 請求記号:019.9||Yor

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著者プロフィール

1945年生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか多数受賞。他の著書に『カデナ』『砂浜に坐り込んだ船』『キトラ・ボックス』など。

「2020年 『【一括購入特典つき】池澤夏樹=個人編集 日本文学全集【全30巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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