来たよ! なつかしい一冊

  • 毎日新聞出版 (2024年9月2日発売)
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本棚登録 : 117
感想 : 10
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784620328126

作品紹介・あらすじ

毎日新聞書評面にて、2020年4月からはじまった「なつかしい一冊」。「今週の本棚」紙面をデザインした寄藤文平のイラストと、「今週の本棚」編集顧問の池澤夏樹のタッグで送るブックガイド第四弾。イメージやデザインも一新して、新たなシリーズを予感させる!

感想・レビュー・書評

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  • 毎日新聞連載。50人による【なつかしい一冊】を紹介するブックガイド。読みたい本を探すというより筆者が挙げる一冊への思い入れを感じる本だ。中村うさぎさん、彩瀬まるさん、千早茜さん、三浦しをんさんの文章が良かった。でも1番印象に残ったのは芸人の山田ルイ53世さんが選ぶ西村賢太『苦役列車』。山田さん自身の近況や作品を読んだ時の状況を著しながら作品の魅力も簡潔に伝わってきた。他の筆者の方たちの中にはちょっと何言ってるのか分からんという文章が多かったように私は感じた。でもこういう企画大好き。

  • 新聞連載のまとめらしいけど、そいういことはひとつも書いてなく、書評の執筆者が何者なのかも巻末にまとめて記載。誰の何のための本なのかよくわからない。池澤夏樹がこの企画にどういうふうに関わってるのかも不明(名前貸し?)

    マガジンハウス系の雑誌(POPEYEとかBRUTUSとか)の本特集の方がよっぽどおもしろい。(写真もあるし!)

    そして、教科書風にしたいのか、字がクソでかい。

  • 来たよ!なつかしい一冊

    ∞----------------------∞

    50名が思い出の本を紹介。
    読んだことない本だらけで(読んだことあるのはハリポタくらい)、頑張って読んでるけどまだまだだなと思った。
    というか名著と言われるものを読んで無いって事なんだけど。
    時々現代のものから離れてみるのも良いかもしれないなと思った。

    また、絵本とか童話とかの子供向けの本も実はあまり読んだことがなく、この本には結構紹介されてたので、そっち方面もなかなか良いなと思った。
    子供向けだと思っても、子供と大人の受け止め方っていうのも違うと思うので、きっと面白いと思う。

    『こころ』『ピーターパン』『シンデレラの罠』『大地』『五瓣の椿』『桜桃』『沈黙の春』『何でも見てやろう』『蘆刈』『太陽の子』『やっぱりおおかみ』『風立ちぬ』『小公女』『ことばの歳時記』『めもあある美術館』『車輪の下』『黄色い部屋の謎』『アントニオ猪木自伝』『終着駅』『風にのってきたメアリー・ポピンズ』『ラディカル・オーラル・ヒストリー オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』『そんなときなんていう?』『愛する言葉』『「ハリー・ポッター」シリーズ』『青べか物語』『ヨーロッパ退屈日記』『苺をつぶしながら』『食卓の音楽 新装版』『グリーン・レクイエム 新装版』『生物から見た世界』『老人と海』『ボクの音楽武者修行』『新装版 なんとなく、クリスタル』『人間の條件』『憲法なんて知らないよ』『苦役列車』『桜桃とキリスト もう一つの太宰治伝』『クローズド・ノート』『ドナウの旅人』『仏教と西洋の出会い』『夕べの雲』『奇蹟を求めて グルジェフの神秘宇宙論』『きらきらひかる』『七つの夜』『錦繡』『洟をたらした神』『人間とは何か』『スプートニクの恋人』『父の詫び状』『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』

    2024/10/27 読了(図書館)

  • 図書館本。知らない作品が沢山紹介されていて、「読みたい」と思うものが多く驚いた。

  • 2025/05/17

    最後の一冊が7つの習慣でびっくりした。こういう記憶と関係ある本は随筆、エッセイ、小説に限られると無意識に思っていたことに気づいた。

    p74
    遊び回っていた私が、小学生の時に読み切れた本は、デュマの「巌窟王」と夏目漱石の「坊っちゃん」くらいのものだった。
    →自分の感覚で言うと、大人になっても読んでないから、これを小学生で読むのってめっちゃすごいと思う。この頃の小学生はこんな感じの本を読むのが普通やったん?

    p110
    「勇気」を重視するグリフィンドール、「勤勉」を重視するハッフルパフ、「知性」を重視するレイブンクロー、「野心」を重視するスリザリン、すべての生徒が自分の個性に合った寮に振り分けられる
    →意外と一言で表してるの初めてかも?(何処かで見たけどスルーしてる?)確かになと思った。ハッフルパフは知性やったんか。

    p157
    何度か訪れたスペイン領の島に建つ日本国憲法九条の碑を思い出す

  • 選書番号:064

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  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1338882

  • 人それぞれ、としか。

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著者プロフィール

寄藤 文平(よりふじ・ぶんぺい):グラフィックデザイナー、1973年生まれ。1998年ヨリフジデザイン事務所、2000年有限会社文平銀座設立。広告やプロジェクトのアートディレクションとブックデザインを中心に活動。著書に『死にカタログ』『元素生活』『ラクガキ・マスター』『絵と言葉の一研究』など

「2024年 『デザインの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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