- 毎日新聞出版 (2025年1月14日発売)
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感想 : 25件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784620328225
作品紹介・あらすじ
トランプ氏の圧勝に終わったアメリカ大統領選挙。ロシア・ウクライナ情勢、中東情勢、日米関係、そして世界秩序はどうなる?激変する世界情勢がこの1冊でまるわかり。明快なニュース解説で定評のあるジャーナリストの池上彰氏が、複雑に絡み合う各国の思惑を解き明かす.
感想・レビュー・書評
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題名とおり、昨今の世界情勢が一気に分かった。
さすが池上先生、相変わらず、要点が整理されスッキリ頭に入った。
国際社会が協調していく世界から、アメリカトランプの大国による自国ファーストが主流になって、分断が深まった。
経済第一資本主義の行く末だろうか。
大国主義からナチスドイツや日本帝国みたいな軍国主義にならないか不安だ。
人間は愚かな生き物だ。
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というわけですぐ読む!
情報の劣化は早いですからね!
2024年に続いて読みます『一気にわかる!池上彰の世界情勢2025』です
2025年も変わらず接しやすい池上彰さんです
だがしかーし!彰ちんには悪いが、2025年気になるニュースの筆頭は…
「納豆購入額 水戸は5位 前年より順位下げる 総務省家計調査」
_| ̄|○ il||li
納豆の町なのに…
ちなみに2024年の納豆購入額1位は福島市、2位は秋田市、水戸市は前年の4位からさらに順位を落としての5位となりました
納豆の消費拡大に関する条例まであるんやで!
もちろんわいも納豆大好きなのでほんともうがっかりですわ
だいたい納豆は水戸市発祥なのよ!(諸説ありますが水戸市以外は認めない姿勢)
県内にもたくさん納豆メーカーあるしな
うまい棒納豆味とかクソ不味いし(諸説あり)
この茨城県民の納豆離れをなんとかしない限り世界平和なんか無理ですよ!(なわけあるか!)-
師匠ーーーっ!。゚(゚´Д`゚)゚。
うちもです!
これ賞味期限過ぎてるから食べといてって…
師匠ーーーっ!。゚(゚´Д`゚)゚。
うちもです!
これ賞味期限過ぎてるから食べといてって…
2025/02/10 -
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図書館で予約待ちしました。
ウクライナ戦争、ガザ紛争で分断される世界。国際秩序が大きく揺らぐ中、米国第一主義を掲げるトランプの再選で日本と世界がどうなるのか。
『毎日小学生新聞』連載記事を加筆修正。
第1章 アメリカ大統領選挙でトランプ勝利、世界はどうなる?
第2章 政治経済の混迷と激甚災害の増加に直面する日本
第3章 戦火拡大の危機にある中東
第4章 景気低迷で閉塞感が広がる中国、そして台湾と北朝鮮と韓国
第5章 長期化するロシアのウクライナ侵攻、全方位外交を貫くインド、そしてヨーロッパ
刻々と国際政治が変化してるので、1章2章は過ぎ去った事の様で、今現在はトランプ関税を、どう回避するかが一番の問題に思える。
3章の中東問題からは再認識することと、知らないことは分かりやすく解説してくれる。各国の外交戦略と根深さにぞっとしつつ読むなか、癒されたのは大谷翔平選手の大活躍とハン・ガンさんのアジア人女性としての初のノーベル文学賞の受賞の紹介でした。
大谷選手が高校時代に書いた「人生設計」、現実の出来事との対比が興味深い!
ここまで具体的に書き出してあるとは…結果も出し…
子供達の感想を聞いてみたいところです。 -
世界各国で起きてる最新ニュースをわかりやすく網羅的に解説してくれてます。
幅広に解説してる分深掘りはしてないので、世の中のニュースをマクロに把握したい人にはおすすめです! -
アメリカ大統領選
能登地方での大地震
日本被団協がノーベル平和賞を受賞
ドジャースがワールドシリーズ制覇
アメリカの大学での、学生による抗議運動
香港での雨傘運動
北朝鮮とロシアの急接近
本当はもっとたくさんあるけど、これだけの出来事が起きて、2024年は激動の年だった。
・トランプとハリスが政策論争ではなく、お互いを罵り合うアメリカ大統領選をうんざりした。
・トランプがあちこちの国に関税をかけているが、結局自分たちの首を絞めていることから、関税の意味を分かっていない。
・ロシアの、どう見ても公平とは言えない形だけの選挙を不思議と表現。
分かりやすい解説を売りに、中立の立場である池上さんが、上記のように皮肉のニュアンスで述べていて、思うところが相当あるんだろうな。
世界は悪い方向にしか向かっていない。言論の自由といっても、相手を尊重してこそのものというのが、まさにその通りだと思った。
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池上彰さんの文章は読みやすくて分かりやすい。
情報化社会で人やモノの移動が楽になり、国境という概念が薄くなっていくのかと思いきや、アメリカを中心に自国ファーストの考え方が台頭し、世界は混乱に陥っている…というのが今の世界情勢なのかなと思った。
簡単に日本を見捨てて裏切って来そうなトランプ、イスラエルとパレスチナの対立や中東で起きている戦争、終わらないロシアのウクライナ侵攻、中国の祖国統一の動きや北朝鮮の不穏な動きなど、いつ何に巻き込まれてもおかしくはない。
「戦争などない平和な日本」で生まれて死ぬまで生きていくことをこれまであまり疑って来なかったが、本当に私たちは足元グラグラの平和の上に立っているんだなと実感して寒気がした。 -
歴史から紐解くところ、言い回し、読者への寄り添い方がやはりとてもわかりやすい!ニュースちゃんと見よう、、
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2017年から読み始めたこのシリーズ
2019年だけ無くて
8冊目です。
サブタイトルにあるように
トランプ再選が大きいですね。
つい数日前トランプとゼレンスキーの首脳会談があり
とても順調とは言えない結果。
もちろんこの本には間に合いませんでした。
ウクライナのことを考えると胃が痛みます。
トランプさん、まだ始まったばかりだから
これから良い結果を出してほしいです。
期待しています。
さて二つほど、ここにのこしておきます。
事実上カナダに亡命したアグネス・チョウさん。
昨年池上さんは彼女に極秘でインタビューしたそうです。
刑務所収監中、殺人を犯して終身刑となった女性たちと
一緒にされていたといいます。
現在でも不安障害PTSD鬱に苦しんでいるそうです。
権力に立ち向かうって本当に大変なことですね。
もうひとつ、日本の首相石破さんのこと。
私は彼のことまだよくわからないのですが
ここで凄くイメージ良くなったことがあります。
池上さんが安倍晋三首相(当時)に、
司会を務めるテレビ番組で取材を申し込んだとき
「忙しい」と断られてしまいました。
ところが後日、インタビューをお願いした時間帯に
「笑っていいとも!」に出演していたことを知った池上さん。
〈政治・討論番組よりバラエティ番組を優先したということです〉
しかし、同じタイミングでインタビューを申し込んだ石破氏は
快く応じてくれました。
「逃げない人なんだな」と感じたし、
実際にインタビューをしてみると
勉強家で「政策通」だということをうかがい知ったそうです。
そういうことに人間が出ると思ってしまう私。 -
2025.2.24読了…(2025.2月分)
2025年の世界情勢が手軽に一気にわかる一冊でした。ただ、元々小学生向けの連載を加筆修正されたそうで、内容的にも中学生〜高校生向けかな?と思う内容が多くありました。自分自身はイスラーム世界に疎く、その部分は大変勉強になりました。一方で日本の選挙制度の説明部分や日本・東アジアに関する部分はもう少し突っ込んだ内容について池上さんのご見解を知りたいと思っていたので、物足りなさがありました。
全くニュースを追えてない人がサクッと理解するときや、政治や世界情勢に出てきた中高生の教養・公民系の勉強におすすめだと思います。 -
トランプ大統領の再選で混沌とする世界情勢
という程のことではないかもしれませんが、NATOや気候変動の枠組みなど、アメリカファストで世界の枠組みは大きく崩れそうな気はしました。
一方で、米中の関係は大きく変わることはないだろうなと感じました。台湾についても、侵略による世界へのイメージや侵略後の統治を考えれば、やはり難しいた感じます。
ウクライナやロシアの戦争も、トランプさんのパフォーマンスひとつで、どう転ぶのか。
中東情勢は、トランプさんのイスラエル贔屓で、更に混乱しそうなど、全て、アメリカ中心でものごとが、動いていきそうな予感がしました。 -
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現状把握にはいいかもしれないが、内容が薄すぎる。
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世界で起きている事件や出来事の歴史的ルーツなどがわかります。
なぜトランプ大統領が当選したのか、「年収103万円の壁」とは一言で言うとどういうことか、新興国であるインドの今などはテレビのニュースなどでもよくその背景が取り上げられていますが、それよりも少し深堀されている、といった内容になっています。
出来事ごとにまとまっており、新たに得られる知識もありますので、一読するとニュースがさらに面白くなるでしょう。 -
ニュースあんまり見ない人におすすめだと思ったー!トランプ大統領について語る文脈でアメリカ大統領の選ばれ方も書いてくれていて理解しやすかった
トランプ氏は、自分の影響力の高さを知った方がいい。Twitterでの差別的な発言とか本当に信じられないし、彼が世界をかき乱している感は否めないです。 -
トランプさんが再選を果たし、混迷の世の中へ突入している。
しかし、イスラエルとガザやロシアとウクライナなど世界の問題点を池上彰さんならではの、わかりやすい説明で教えてくれている。
これを読めば、いまの世界がわかる。 -
2025/4/12 p.94まで読んだ 米国やトランプさんの話が分かりやすい。確かに高関税で米国民が潤うのか疑問。
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いつものように新聞の延長で読み進めた。
後書きにも加筆されてたけどこの本が刊行されてからも巡るまじく変化があって今年は超激動の年となりそう。 -
わかりやすかった。定期的にこういうのは読まなければ
著者プロフィール
池上彰の作品
