アンドロイドはマンションの夢を見るか? ロボット学者と考える未来

  • 毎日新聞出版 (2025年4月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784620328348

作品紹介・あらすじ

ロボット学者・石黒浩がプロデューサーをつとめる2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの未来」。その舞台裏で、3年にわたり繰り広げられた「未来の暮らし」をめぐる貴重なディスカッションを1冊に。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに一冊を読み終えました。

    マッド石黒(私は勝手にそう呼んでいる)と
    マンション施工の長谷工コーポレーションの
    ベテラン勢が万博パビリオン建設の前に
    あーだこーだブレストをやった話。

    住まいの、未来ってどんなだろう。
    自分も不器用ながら、途中途中で本を閉じて
    考えながら読み進めました。

    衣食住、なんてよくいうけど
    未来の住まいは医・食・育が接近している住居がいいと思います。言いかえると、病院が近くて、スーパーマーケットが近くて、子育てを応援してくれる助っ人シニアが近くにいる住居。 

  • 図書館の新刊コーナーで出会い、「アンドロイドとマンション、どう繋がるの?!」と即決お持ち帰りした本。

    結論、アンドロイドはほとんど関係なかった(笑)。
    20世紀後半に「ブレードランナー」という映画があって、その原作が、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」という題名だったと人に教えてもらい、ネット検索したところ、当時、この題名のいろんなパロディがあったらしいので、そこからつけた題名なのかな、と。

    内容は、石黒先生と長谷工の60歳前後の方4人が考える未来の住宅。
    いろいろ未来的な技術を駆使した内容が盛り込まれていて素晴らしい。
    一方で、率直な感想として、60歳前後の男性たちは(と括ったらだめか)、この4人の方たちは、ケアが必要な状態の人やその人をケアする人の解像度がまだまだ低く、居住者としての像を結んでいないように思いました。
    未来の住宅は、そういう人たちもちゃんと像を結んで存在できてて、長く生きて未来を生きられてよかったと思える家がいいなぁと思う。



  • 石黒先生の本ということで期待した分、満足はできなかった。
    マンションのこれからに関して考えられていることの、発想の意図は理解できた。だが、日本的長屋がなくなった理由や、実際に似たようなコンセプトの社会実装がそこかしこで行われて大した成果を結んでいないことをどう考えているのか、疑問である。小さなコミュニティをつくったところで、それは比較的豊かで身の回りの不自由のない人たちの道楽のように思う。お庭は「庭師が手入れしたら良い」ではなく、そういう労働者まで考えるべき。机上の空論を出ておらず、説得力に欠けた。
    アンドロイドに関しては最前線で闘ってきた内容が濃くてとても勉強になったので、そことの違いを感じずにはいられなかった。

  • 東2法経図・6F開架:527A/I73a//K

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著者プロフィール

石黒 浩
ロボット学者、大阪大学大学院基礎工学研究科教授(栄誉教授)。1963年滋賀県生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了(工学博士)後、京都大学大学院情報学研究科助教授、大阪大学大学院工学研究科教授を経て、2009年より現職。ATR石黒浩特別研究所客員所長(ATRフェロー)。オーフス大学(デンマーク)名誉博士。遠隔操作ロボットや知能ロボットの研究開発に従事。人間酷似型ロボット(アンドロイド)研究の第一人者。2011年大阪文化賞受賞、2015年文部科学大臣表彰及びシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム知識賞受賞、2020年立石賞受賞。『ロボットとは何か 人の心を映す鏡』(講談社現代新書)、『どうすれば「人」 を創れるか アンドロイドになった私』(新潮文庫)、『ロボットと人間 人とは何か』(岩波新書)など著書多数。

「2022年 『ロボット学者が語る「いのち」と「こころ」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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