毎日かあさん 息子国外逃亡編 (11)

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  • 毎日新聞社 (2014年10月8日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (80ページ) / ISBN・EAN: 9784620770918

感想・レビュー・書評

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  • 毎回描き下ろしを面白く読んでいるけど、今回の「息子急」もよかったわ、涙がドバドバ出てしまった。息子君が留学したがっていることは知っていたけど、ちゃんと自分の意志で決めて、自分の足で歩いていけるようになっていたのね。最後の「この子もう帰ってこないかもしれないなぁ」のセリフにぐっときてしまって…ここで改めて、自分を育ててくれた親の気持ちがわかった気がした。実は子供といっしょに過ごす時間って、思っているよりあっという間なのかもしれないなと。本編で、「娘が私のワンピースを着て、それはもう同じ服と思えず」と、いつの間にか自分より背が伸びた子の成長を実感する瞬間。丁度今ウチもそんな時期なので、植物のようににょろにょろ背が伸び、私のお下がりを着こなす娘が誇らしくもあり、ちょっぴり寂しくもありなのだ。
    とはいっても、やっぱり全体的にオバカ全開。若かりし頃、両サイド刈り上げヘアにしたお母さんに対し、お兄ちゃんの「お前北斗の拳の最初に出てくる悪人になっちゅうぞ」の一言には噴いた(笑)犬のぽん美さんも絶好調、「毎日が迷惑で楽しい」って言える環境がいいよな~。
    ヤマザキマリ、コンドウアキによる代筆「毎日かあさん」もよかった~。お二人の個性が表れた「かあさん」、このページだけ作画がすっきりときれいです(笑)

  • うわ~ん、もう何度読んでも泣いちゃうよ。最後に載ってる書き下ろし「息子急」、遠くに巣立った息子をお持ちの方は、誰もいない所でハンカチを用意して読まれるように。

    高一のガンちゃんが、留学を思い立ち、短期集中豪雨的猛勉強で校内基準をクリアし、アメリカへと飛びたっていく顛末が描かれる。(「クリア」と思ったら、何と!という展開付き。この場面、母サイバラ子ガンちゃん二人とも潔くてお見事!)

    サイバラ母さんは、突然の留学宣言にたまげつつも、家庭教師を探し、息子の好物炭水化物ゴハンをドバーッと作り、本人の必死の努力を見守っている。そのドタバタの日々の合間にもれる思いが身につまされる。
    「自分のこと、自分で決める年になっちゃったんだなあ」「いっちゃうのかあ。やだなあ」「この子もう帰ってこないかもしれないなあ。たった16年しか育ててないのに」

    そうなのだ。息子っていうのは、急に走り出してどっかへ行ってしまうのよ。思い返せば三年前の冬、受験生の息子から「ここを受けるから」と聞いたときの驚きたるやもう。「ほ、ほ、ほっかいどう~?」何でまたそんな遠く?二三時間で行ける所になんぼでも大学あるやんか。結構近場でも下宿していいよって言ってきたやん。… ま、結局反対はせず、思うようにさせて、無事合格もし、息子は遠い札幌へ行ってしまった。たった18年しか育ててないのに。

    ガンちゃんはそれよりずーっと遠いアメリカだ。しかも高校生だ。さすが西原の息子だなあと思う。ご本人はさほど悩んでいないように書かれているが、有名漫画家の息子ということで、煩わしいことも少なくないだろう。海外留学は正解かもしれない。それを自分で決めたガンちゃんも、送り出したサイバラも立派です。

    ちなみに我が家の場合、息子がいなくなってしばらくは、もうたまらなく寂しかったが、思いの外すぐ慣れてしまったのよ。洗濯物はどっと減り、買い物の量も半減以下、ゴハンの仕度は中年仕様で、あらまあラクチン。たまに帰ってくると、嬉しい反面、家事がどっと増えてちょっとめんどくさかったりして。それに遠いと思った北海道は、息子の入学を待っていたかのように就航したLCC(桃のやつね)のおかげで安く行けることもあり、かなり気軽に往復できる所だったのだ。入学以来しばしば行き来して、北海道を満喫している。親の方が。

  • 第11巻にして初めて、舞台が吉祥寺とわかりました。
    なんと、ちょうどこれからコンスタントに吉祥寺に通うことが決まっていたので、これは衝撃的。
    ラーメンを食べずして帰宅することはできないと思った私。

    この漫画では思いがけずコンドウアキさんとヤマザキマリさんの代筆があります。
    面白い企画ですね。

    さて第10巻でやっとやる気スイッチはいった息子がすごいことになってる。
    早く12巻読みたい。
    一気に最後の三冊読んでしまいそう。

  • こどもが留学に行ったら嫌だなぁ。

  • 「人生には何度かお金で解決できない困難が起こる。
     たいがいのことはお金で解決する、だからお金は大切、
     だが、その時に役に立つのが経験。頭の中に経験を貯金する」
    と著者に説く、高須院長の言葉が素晴らしい。

    「人生では一番おカネが大切」と言いきる著者を認めたうえで、
    新たな考え方を提示している。

  • 赤ちゃんがいつの間にか成長して男の子になって
    男の子がいつの間にか成長して息子になって
    息子がいつの間にか成長して親離れを意識して

    最後の「息子急」はもう涙しながら読んでしまった。

    いつの間にか大きくなってしまった子供達への寂しさと愛が感じらる。
    ハンカチ必須。

  • これはあかん
    友達に是非! と教えられ購入
    息子急
    にやられました
    ただいま高校三年生受験真っ盛りな息子を持つ私。
    あかん。
    息子と重なりすぎ…(ーー;)
    年齢とか海外に行く、とかそんなんじゃなく
    急に親離れが加速する。
    そのあたりが、
    親の気持ちが追いつかない
    そんな思いが巧みに描かれていて
    こんなん狡いわ

    親としてはまだまだ未熟で、まだまだ教え足りないことが沢山あるように見えるのに
    子供は親の手の平から飛び立ちたがる
    今の私の気持ちを代弁してくれていました

    ふんとに
    こんなに汚い絵柄なのに
    こんな母さんと息子なのに
    凝縮された内容に ついでにこの絵柄が余計に自分と重なり
    やられました…

  • たくましく育つサイバラ家の子供。と犬。

  • ふむ

  • やっぱり基本的に「息子」「こども」「やらかす」で楽しめたシリーズなので、息子さんが大人になってきちゃうと、面白さは本当に息子がいる人ほどではなくなってしまう。

    高校生になった息子さんが自ら留学を決めて、親が言わなくても努力して、大人になっちゃう。
    男の子は急に走る。

    ここでお話を終わらせても良かったかも。

  • 子供はいつの間に育つ
    頼りなかった兄が、しっかり者だったはずの妹に勉強を教えていたり。
    いろんなことが起こる。

    自分が満たされなかった呪いを、娘にはしてやること、やらせてやること、機会を与えてやること、つまりは甘やかすとも取れるんだけど、でもそれで、自分の怨念が成仏するのだ、という考え方。
    きっと恵まれて育った人にはないだろう。
    でも私にはすごくあり、あぁそれでいいのか、と気付かされた。そういう人もいるんだな、って。

  • 毎日かあさんは何冊も読んでますが、これは特に良かったtかな。母親気持ちとか、子供の成長とか。愛情たっぷりなんだよなー。

  • 2017.06.04

    あんなに小さかった2人がこんなに大きくなって、それぞれの道を歩み始めたんですね。
    連載最初の頃はとにかくバタバタの育児、という色が濃かったですが、巻を重ねるにつれて子育ても落ち着き、子供達を一歩引いて見れるようになった西原さんの穏やかな気持ちや成長は嬉しいけど切ない気持ちが伝わってきて、一コマ一コマがジーンと来る話が多かったです。
    私が親になった時に、またこの漫画を読み返したらきっと泣いちゃうんだろうなぁ。その時が楽しみです。

  • 「あら?妹に理にかなった説教なんてするようになったのねー」と読みながら思ってたら!まさかの留学!!
    デフォルメもそれなりにあるんでしょうが、思い立ってからの意志を貫くための猛勉強、そして試験失敗→再トライでクリアまでの流れは、これまでの「毎日かあさん」を読んで抱いていた息子像からは想像もできないもので、思わず涙がにじんでしまいました。
    ホント、「男の子は、急に走る」ですね。
    出席日数を数え間違いしてるあたりは「ああ!そこは変わってなかったかんかーい!」なんてツッコミたくなりましたが。

  • あのいがぐり坊主がしっかりした若者になって……(ホロリ)笑えて泣けるドタバタ毎日。

  • 男の子は
    急に
    走る

    今を大切にしよう。

  • 急激に(精神的に)成長した息子。
    本当は決して急激ではなくて、毎日毎日、1分1分の積み重ねなんだけどね、それを糧にしてグンと伸びる瞬間があるんだね。
    悪態をつきつつ、子どもさんを100%受け止めているところ、すごいね!

    さてさて留学へ旅立って行った息子さんは、これからどんな展開をみせてくれるんでしょうね?!

  • もはや大河ドラマ。日本の等身大の現代を映し出す、本当はこういう作品がクールジャパン。

  • お子さんが大きくなってきてからのほうが、なんか好きかなぁ。最後の話とかはぐっときます。

  • あのやんちゃなお兄ちゃんがなんと高校生になり、自分の意思で留学。大きくなって…大人になると時が止まるけど子どもの時間はどんどん進む。子どもでいるのは本当に短い時間なんだなぁ。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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