毎日かあさん12 母娘(ははこ)つんつか編

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  • 毎日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620770925

感想・レビュー・書評

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  • 息子がアメリカに行ってしまってから
    なんか西原家らしくない感じ。

    娘は、ぼーっとした息子に比べて
    どうも刺々しいのですね。

    そしたら息子曰く
    「そりゃオレだってあの年頃くらいは色々あったよ。
    でもあたる相手がお母さんとばあちゃんと、妹だよ
    あたれねーじゃん
    だからオレはだまってた
    だって怒ったって誰も幸せになんないし
    何も解決しないだろ」

    それについて母
    「知らんかった ごめんよ
    おかん うっかり息子の反抗期と大人への成長を見逃してます」

    いやー、バカだと思っていたら、すごく気づかいのできる息子さんだったのですね。

  • 以前よりつまんなくなった。ちょっとクスっとする程度。

  • 今回もまた予想以上の面白さでした。まぁ、笑えるエピソード方面は、間違いなく笑わせてくれるだろうという安心感があるけれど、意外なところで泣きの地雷がぶっこまれるので、たまらん。その都度涙をぬぐい鼻をかんでいます。だんだん泣きの地雷が増えてきたような…いや、単に自分の涙腺が弱くなっているのかな。
    「うちの子あんなに小さかったのに」「何で今日はこんなに大きくなってんだろう」
    「写真の中の息子はまた断りもせず勝手に大人になってて」
    本当に…自分の子を見ていても、あんなに小さかったのにとしみじみすることが増えた。(このセリフ、言われる方はこそばゆくて嫌なもんだけど、逆の立場になるとついつい、言いたくなってしまうのだ)自分の子のみならず、他人の子、ましてや会ったこともないサイバラ家の子供たちに対しても、親戚のおばちゃん感覚で「大きくなったよな…」としみじみしてしまう。これは私だけに限らず、多くの読者がきっと親戚化してると思うけど(笑)がんちゃんとぴよみの成長を目の当たりにして、じんわりきちゃうのよね。特にお兄ちゃん、留学して一皮も二皮もむけて!その大人っぷりが眩しくて、一時帰国のときは、私までうるうるしてしまいました。あのぐうたら息子とは思えない立派な成績表を、何度も何度も見るおばあちゃんにも、和んだわ。
    絶賛反抗期の娘、彼女もまた、自分の好きなことをわかっていて、それに向かって邁進する姿が立派です。多少生意気な口きいても、それもまた成長の証だよなぁと実感するのでした。
    ぴよみの、BL好きの家庭教師がいい味出してたなぁ。歴史のような暗記物を「擬人化してBLにしちゃえばグングン入るわよ」って、すげえ発想だよ!

  • 息子の留学話と娘の反抗期の話。
    2人とも大人になってて素敵。
    妹ちゃんは、反抗したり色々あるけど、心の底では優しかったり、お母さんのことをよく理解してる。
    息子はおバカが減ってきて、純粋に頼れる男感が…。
    自分の子供が大きくなればなるほど泣ける話が増えるマンガなんだろうな。

  • 高校生の息子さんが留学しちゃって、ネタ切れな感じ。
    娘さんは中学生にしてはスレ過ぎてて面白みがない。
    ……というか、共感できない。

    こども時代が面白かったから、相対的につまらなく感じてしまいました。
    ナチュラルな「やらかし」と、こまっしゃくれた「やらかし」は違うからね~。

  • 可愛かった娘も反抗期か〜

  • 将来の夢は第10希望くらいまであると便利なんだって。

  • 読了。娘さんの反抗期が気になって買った。少し安心した。13巻も買おう。

  • だって、怒ったって誰も幸せになんないし、何も解決しないだろ (P74)


    あなたが笑うとあなたの大切な人が笑うよ。(P75)

  • 息子の成長の速さにただただビックリ。
    11巻にも今回にも書いてあったけど、本当に「男の子は急に走る」もんなんですね…。
    アメリカから届いた成績表を眼鏡をかけて何度も見ていたというばあちゃんの姿がとっても印象的。

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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