歴史をかえた物理実験 (パリティブックス)

  • 丸善 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (250ページ) / ISBN・EAN: 9784621042502

感想・レビュー・書評

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  • 本書は主に電磁気学の分野で多大な影響を与えた実験について書いた本です。物理学などの自然科学では、理論と実験の両輪で学問が発展していくのですが、何かと理論の方が注目されがちだと個人的には思っています。しかし理論の評価はそれが自然現象を統一的に説明できるか、一般性が十分にあるかなどの視点があるのですがその根本には必ず実験の結果が必要です。
    本書で紹介されるのはクーロンの法則の実証、マイケルソン・モーリーの実験、レーザーの開発、トランジスタの発明などです。題名にあるようにどれも有名で実社会の発展にも寄与しています。実験器具や実験者がどのように考えたのかなど知るのは面白いと思います。
    特に難しい内容ではないので、お話感覚で読んでみるのもいいかもしれません。
    (理科Ⅰ類・1年)

    【学内URL】
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000049025

    【学外からの利用方法】
    https://www.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gacos/faq/gakugai.html

  • 理図書 420.75||Sh51 20119620

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著者プロフィール

東京大学名誉教授、理学博士。1920年 埼玉県に生まれる。東京帝国大学理学部卒業。東京大学助教授・教授、慶應義塾大学教授などを歴任。主な著書に『歴史をかえた物理実験』(丸善出版)、『レーザー物理入門』(岩波書店)、『波動の実験』(講談社)、『大学演習 電磁気学(全訂版)』『エレクトロニクスの基礎(新版)』『応用エレクトロニクス』『物理学概説』(以上 共著、裳華房)などがある。

「1984年 『応用エレクトロニクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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