江戸の蘭方医学事始: 阿蘭陀通詞・吉雄幸左衛門耕牛 (丸善ライブラリー 311)

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  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621053119

作品紹介・あらすじ

八代将軍吉宗の治世に長崎で生まれ、江戸番の大通詞(通訳)として蘭学の紹介につとめ、杉田玄白や平賀源内などの師として、特に蘭方医学の受容と理解に多大の貢献をはたした吉雄幸左衛門の生涯を通して、江戸と長崎の蘭学界、当時の梅毒治療などの医薬事情を読む。

著者プロフィール

1934年(昭和9年)、新潟県に生まれる。1967年、法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻博士課程単位取得。文学博士。現在、青山学院大学文学部名誉教授。公益財団法人東洋文庫研究員。青山学院大学客員研究員。洋学史研究会会長。専攻は蘭学史・洋学史・日蘭文化交渉史。
主な著書に『阿蘭陀通詞の研究』(吉川弘文館、角川源義賞)、『杉田玄白』(吉川弘文館人物叢書)、『蘭学家老 鷹見泉石の来翰を読む─蘭学篇─』(岩波ブックセンター、ゲスナー賞)、『知の開拓者 杉田玄白―『蘭学事始』とその時代―』(勉誠出版)、『伝播する蘭学―江戸・長崎から東北へ―』(勉誠出版)、『江戸時代の通訳官―阿蘭陀通詞の語学と実務―』(吉川弘文館)、『勝海舟の蘭学と海軍伝習』(勉誠出版)、『シーボルト事件で罰せられた三通詞』(勉誠出版)、『出島遊女と阿蘭陀通詞』(勉誠出版)、『カピタン最後の江戸参府と阿蘭陀宿―歩く、異文化交流の体現者』(勉誠出版)などがある。

「2021年 『杉田玄白と江戸の蘭学塾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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