ようこそ量子 量子コンピュータはなぜ注目されているのか (丸善ライブラリー)
- 丸善 (2006年12月25日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784621053751
感想・レビュー・書評
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量子という概念の誕生から量子コンピュータの最前線まで、知的冒険に満ちた量子のワンダーランドへようこそ
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前半は、量子力学の解説。後半は、著者の専門と思われる量子コンピュータの解説。前半、後半ともに、わかりやすく書こうとした結果、肝心なことが全く理解できない薄い説明に終始している。努力は認めるが、これでは読むに値しない。最低の結果になった責任は、共著者であり編集者である池谷氏に帰するべきか。
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難しかったです。
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以前読んだサイモン・シンの
「暗号解読」つながりで興味を持った本書。
専門外の素人向けのダイジェストだが、
一気読み出来、面白かった。 -
現代物理学の2大テーマが相対論と量子論という事は、なんとなく解っているが、アインシュタインなる預言者が存在する前者に比べ、量子論はいま一つピンとこない。この本では、このピンとこなさが、量子論理解の要諦だといっているのが面白い。つまり、古典的科学の常識を捨てなければ、量子は理解できないということだ。基礎的な説明では、量子世界と海外の異文化体験(どちらも今までの常識が通じない)を比喩しての説明が巧くて解りやすかったが、後半の応用技術に関する記述は、紙面の都合もあってか、なかなか納得できるレベルになっていないのが残念。とはいえ、猫の生死を論ずるのが量子論かと思っていた程度の者にとって、量子とはなかなか面白そうな代物だいう気にさせてくれる。ちなみに、猫の問題は結着がついているそうな...
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量子テレポーテーションが2010年頃をターゲットに、実現しそうというのに驚いた。量子というものの存在は、残念ながら僕の理解を超えています。2007/11/27
