外国漫画に描かれた日本 (丸善ブックス 14)

  • 丸善出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621060148

作品紹介・あらすじ

ペリー来航から今日までの140年間、日本および日本人の行動は世界の漫画ジャーナリズムに多くのテーマを提供してきた。そこに描かれた傑作の数々を通して、改めて日本の姿をみたとき、もう一つの近代史が浮かび上がってくる。それは国際社会に生きる現代の日本人にとって、世界を理解するために、そして日本という国を理解するために知っておくべき知識であろう。

感想・レビュー・書評

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  • 明治以降、海外から日本がどう捉えられていたかがわかる。日清戦争時の大男の清と小さな日本、第二次世界大戦前の強そうな侍が辮髪を引っ張っている姿は印象的

  • 外国人がイメージや風刺として漫画に描いた日本は、日本が外国に対してしてきたことや、その国々が日本に対して持ってる偏見や時には嫉妬・憎しみ・驚きなども含めて表わされていて、興味深い。
    忘れがちだったバブル期の横柄な日本人とか、ちょっと誤解入ったちょんまげ男たちの格好や間違った日本の町並みとか、戦争時の日本軍とか、全部実際には目にした事はないものなんだけど、ちょっと嫌なイメージだあなぁ、こう思われないようにせねば、と思わせられる絵もたくさんあった。

  • 明治以来から、占領下に至るまでの日本の現実を、最も直截に表現した外国の一口漫画を紹介。世界のジャーナリズムが注目し続けた日本の姿を改めて考察する。

  • ペリー来航から今日までの140年間、日本および日本人の行動は世界の漫画ジャーナリズムに
    多くのテーマを提供してきた。 そこに描かれた傑作を通して、改めて日本の姿をみる、
    もう一つの近代史。

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著者プロフィール

2018年12月現在
漫画・諷刺画研究家/元 帝京平成大学教授

「2018年 『日本の漫画本300年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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