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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621060483
感想・レビュー・書評
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『映画で語る中国・台湾・香港』(1991年丸善ライブラリー)の続篇といえる対談集。1992~94年に雑誌掲載されたもので、中華圏の映画がいよいよ大輪の花を咲かせ、中国・台湾・香港の三者が影響しあいまた手を取り合って秀作を生み出し始めた頃の映画を扱う。
御馳走が所狭しと並ぶテーブルを前に食道楽があれこれつまんでは悦に入っているといった調子。前著よりゆるいスタンスに感じる。各々の映画については通り一遍の評価でなく筆者独自の感性が窺えて興味深い。
各章で中心的に触れられる作品…『紅夢』『心の香り』『秋菊の物語』『さらば、わが愛 覇王別姫』『牯嶺街少年殺人事件』『無言の丘』『ウェディング・バンケット』『男たちの挽歌』(シリーズ)『ロアン・リンユイ 阮玲玉』詳細をみるコメント0件をすべて表示
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