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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621076712
作品紹介・あらすじ
20世紀以後の主要な芸術(芸術運動や理論を含む)が、どのようにして西洋と日本で生成してきたのか-それを考察することが本書の主眼である。考察する際の方法論には、筆者が提唱してきた「交通論」を用いる。交通論は、過剰の交通装置としての、つまり異交通装置としての芸術概念から、芸術を捉え直そうとする。本書では、目次に掲げたテーマに即しつつ、西洋と日本の間や、人間と芸術の間を交通論で読み解き、現代芸術の見方に新しい視点を提供する。
感想・レビュー・書評
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美学者であり詩人としても知られる篠原資明と若い2人の研究者が、マルセル・デュシャン、オノ・ヨーコ、西脇順三郎、イヴ・クライン、草間彌生、松澤宥といった現代の芸術家たちについて論じている本です。とくにマルセル・デュシャン論、西脇順三郎論などは読み応えがあり、また松澤宥について関心をかき立てられました。
ただ、篠原は、ベルクソン哲学を独自に発展させた「交通論」を主張しており、本書の背景にもそうした美学理論が置かれているのですが、本書では「交通論」についての包括的な解説は含まれていないため、分かりにくいと感じたところもありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょいちょい文章がむつかしいので、
内容が頭に入るのに時間がかかってかかって、、、
ついでにたまに寝た
とりあえず
ピエロ・マンゾーニはやばい
それがわかっただけでも価値はあったと思います
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