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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784621079935
感想・レビュー・書評
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誤植多すぎです
もうちょっと丁寧に作って欲しいですね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こいつは奥が深い, 2009/5/22
最初は石油資源問題に、鉱物資源や水資源がおまけ的という感じで読んでみましたが、相当億が深い。というかガツンとやられた感じです。
全般的には堅い文章なのと、著者の主張が強く出ていたりする部分もありますが、鉱物資源では、レオナルド・デカプリオが主演した「ブラッドダイヤモンド」に見るようなアフリカでの希少資源やレアメタルなどを巡る、悲惨な争い。あまり注目されていない水資源や農業・森林資源まで幅広かったです。
最終的なまとまりが無く、最後は思想的になっている部分はありますので読み疲れる部分はありますが、地球上に存在し人間が必要とする資源について、どんな問題があるのか、危険性などを知る上で良い本だと思います。
美しい金という資源の採掘で、膨大な廃棄物を出しているところや、著者の奥さんに金では無く白金の贈り物をしたところなども興味深かったです -
自分が思っていた以上に資源の利権に関する話は複雑に入り組んでいる。
非産油国が年率2%成長しているのに対し、産油国は1.3%のマイナス成長なんて、データや根拠を説明されるまで想像もつかなかった。
資源を通して、政治の腐敗や石油メジャー・水メジャーの問題点、民族紛争にまで踏み込んで書いてあって、幅広い知識を得ることができた。 -
2009/
2009/
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印象に残った部分だけ。
1. 人口増加、エネルギーおよび金属資源資源の消費予測、食糧生産予測から、
人口のピークよりもエネルギー消費のピークが早く来る。
2. 温暖化で氷が溶けると淡水が増えるのではないかという疑問について
→これによって河川流量が増えても、それは主に冬であり、農業には利用しづらい。
また、海面上昇によって地下水、河口水の塩水が進む。
したがって全体として降水量が増えても利用コストが増大する。
生物資源系の部分は難しくて分かりづらかったです。
そして、誤字・脱字が多すぎる。 -
資源を持つ国と持たざる国のかけひきが始まっている。資源とは石油だけではなく、レアメタルから水、食糧までいろいろあり、それらについても包括的に考えていかなければならない時代になってきたことを感じた。本自体はデータが多く多少読みづらい部分もあったが、問題点を洗い出すという意味ではよくまとまっていると思う。
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