講義のあとで 知の追究者たちが語る学問の入り口とその世界 (1)

  • 丸善 (2009年1月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784621080719

感想・レビュー・書評

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  • 1980年版の方で読了

  • 戦中から戦後にかけて活躍した10人の学者のインタビュー集。研究者の分野は進化生物学から社会学、哲学まで様々。研究分野や材料については、皆さんけっこう受け身であるのが驚きであった(先生にやってみろといわれてはじめたとか)。とにかく研究者になるには、好きだからとかよりも、根気が大事であることは分野を問わず真理ということらしい。高校生か大学生のうちに読んでおくべきであった。各人の研究内容については、軽く触れられる程度で、ほとんどわからない点は不満が残る。

  • 読みたい

  • 明治後期生まれの学者たちの学問紹介。彼らが戦後日本の学問を創ってきた。哲学、遊牧、地震学などの日本を代表する人たち。1980年に初出版だから出ている人たちは私の祖父よりも年上。
    ギリシャ哲学の大家の田中美智太郎氏は1920年にドイツ語の学習をしたくて創設されたばかりの上智大学予科に入学。これこそが叡智だよ。

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著者プロフィール

1941年、東京に生れる。東京大学文学部ドイツ文学科卒業。著書に『ルイス・マンフォード』(鹿島出版会)、『大人のための偉人伝』『天才の勉強術』『人生を考えるヒント』『ゲーテに学ぶ幸福術』『人生に効く漱石の言葉』『死亡率百パーセントを生きる』(以上、新潮社)、『孤独の研究』『人生最後の時間』(PHP研究所)、『ぼくたちのマルクス』(筑摩書房)、『ゲーテ一日一言』(海竜社)など。訳書に、マンフォード『権力のペンタゴン』『解釈と予測』(共訳、河出書房新社)、『聖書の暗号』『ロゼッタストーン解読』(新潮社)など。

「2014年 『大人のための日本の名著50』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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