SF映画で学ぶインタフェースデザイン アイデアと想像力を鍛え上げるための141のレッスン
- 丸善出版 (2014年7月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784621088364
作品紹介・あらすじ
本書には『月世界旅行』(1902年)から『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)まで、100年以上の歴史をもつSFのデザインを調査・分析した結果から抽出した、現代のデザインに生かせる141のレッスンが収録されている。最高のデザインをSFから学びとること、SFのデザインを仕事に活かすことを目的として、通信や学習、医療など人間の生活を手助けするためにSF世界ではデザインがどのように活用されているのかを読み解く。
感想・レビュー・書評
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【推薦コメント】
人間と機械をつなぐ鍵はSF映画にアリ!?
名作SF映画を分析し、機械のデザインへと活かすためのアイデアが詰め込まれた本。「映画ってこんなに緻密に作られていたんだ!」と驚かされるような内容も。
(工学部・1回生 M)
【所蔵館】
中百舌鳥図書館
OPACへ↓
https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000963398詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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スタートレック、スターウォーズ、アイアンマンの偉大さがよく分かった。人間への類似度を横軸、親しみやすさを縦軸にとったグラフにおける「不気味の谷」の話しは興味深かった。
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( ..)φメモメモ
『未来世紀ブラジル』のインターフェースはすぐに使えるようには見えない。無計画でその場しのぎで俄作りのプロトタイプ。操作を理解すのが難しく簡単に壊れてしまいそう。映画監督のテリー・ギリアムは映画全体を通してディストピアがどんなものなのかを教えてくれた。
——それなら私たちはそのインターフェースを現実世界のシステムでやってはいけないことの例として認識してもいい。一方で、首尾一貫していて完成度が高くよく考えられているインターフェースは、ユーザーに自信を与え、不安を減らしてくれる。 -
SF映画のユーザインターフェースが未来には現実になる場合があるとして、現実的な視点で評価検証します。前半ではビジュアルインターフェースや脳インターフェースなどのインターフェースの要素、後半では学びや医療といったインターフェースが使われる人間の活動に着目しての論考となります。現実のユーザインターフェース設計にとても良いアイディアをもたらす良書です。しかしながら、見たことのある映画だと写真と説明でイメージし易いですが、見てないと辛い感じです。もっとSF映画を見て再読しようという気にさせられました。
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図書館で。
SF映画からインターフェースデザインを考察する本。
機械式コントローラ、ビジュアルインターフェース、立体投影、ジェスチャー、音のインターフェース、脳インターフェース、拡張現実、擬人化。
つうしん、学び、医療、性的行為
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示唆に富む部分がなくはないんだけど、絶望的に読みにくい。出張中のホテルとかじゃなきゃ挫折してたかも。訳かな。 ともあれってでも買う前から躊躇してた部分もあったからそもそもなのかも。まず映画を本にするという無理さはあるよね。写真も多数収録されてるけど意味わからんし。バーバレラ見たい。duran duranの名前のもと。
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上手く説明できない…。SF映画のビジュアル・音・ジェスチャーなどなど、何が違和感がないか、効果的なのはなぜかなど、映画ファンにはとても面白い本。多数のSF映画を例に挙げ、写真も多用。盛りだくさん過ぎてじっくり読めてない。
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インターフェイスの有り様について、SF映画から語るというアプローチ長谷川面白い。