極論で語る感染症内科 (極論で語る・シリーズ)

著者 :
  • 丸善出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621089781

感想・レビュー・書評

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  •  この著者の仕事術を語った本を読んだことがあり、また学会で講演を聞いたことがあった。実はその公演の際にこの本を紹介していたので、本屋で購入して読んでみた。目の前の感染症に対してどのように治療を行うのがいいのかという実践的なことを語ったり、あるいは後から辞書や教科書のように調べものに使うようにはできていない。むしろ感染症治療に対する基本的な姿勢、あるいはそもそもこの情報社会の現代においてどのように医療の知識や情報を手に入れていくようにするのがいいかということを語ってくれている本。そこに関しては非常に面白かった。なんとなくそうかなぁと思っていたことを、ズバリと述べてくれているように思う。感染症の教科書としては役には立たない。

  • 所在:紀三井寺館1F 請求記号:WC100||K9
    和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=84594

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著者プロフィール

1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。著書に『コロナと生きる』(朝日新書、内田樹との共著)、『新型コロナウイルスの真実』(ベスト新書)、『僕が「PCR」原理主義に反対する理由』(集英社インターナショナル新書)ほか多数。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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