南極と北極: 地球温暖化の視点から (サイエンス・パレット)

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  • 丸善出版
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621305744

作品紹介・あらすじ

現代を取り巻く国際的な地球環境問題の一つとして、「地球温暖化」が挙げられる。世界各地での異常気象のほかに両極(北極と南極)にも温暖化による影響が著しく見られる。しかし北極では海氷域の減少が激しくなる一方、南極では南極半島を除いてあまり温暖化が進んでいないことが近年の観測で分かってきた。その違いは何だろうか。これまでの観測の歴史を振り返りつつ、最新の研究から見えた両極の地球温暖化について解説する。またオーロラ観測や先住民族問題などコラムとして紹介する。

感想・レビュー・書評

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  •  温暖化・異常気象、簡単で小さな事でも皆が実行すれば莫大な変化となる筈です。脱炭素社会に向けて考えよう。

     南極は、大地の上に氷が乗っかってる大陸で北極は南極同様の部分と多くは北極海が凍ってできたもの。北極海は塩分濃度が高く凍りやすい。また、殆どが流氷。

     産業革命以降、化石燃料の消費による二酸化炭素の排出量がそれまでの植物や海水が吸収してきた量を遥かに超える排出でバランスせず徐々に温暖化に向かっている。様々な気象条件により気温が下がったり上がったりするが、気温の緩やかな上昇は明らかで温暖化現象に間違いは無い。

     温暖化の影響は、南極よりも北極が顕著で年々海氷が溶けだしている。

     北極の氷が溶けると現在船舶での物流はスエズ運河を経由して欧州との取引を行なっているが北極経由なら距離にして3〜4割短くなり経済的には有利だ。

     温暖化で氷が溶け出すと海水面が上昇する。
    たまさかにコップに氷と水が一杯に入ってて氷が溶けても水はコップから溢れ出さない事を例にして海水面上昇は眉唾だと聞く事が有る。その現象は事実だが、大きな見落としは海氷や棚氷が溶けた後に大地の氷床が海面に滑り落ちて溶け出すと海水面は上昇する。
    南極の氷床が全て溶けると60m以上の上昇が有るという。

     温暖化、異常気象を抑えるには脱炭素社会の構築だ。が、経済活動に直結する事なので代替策が無い限り簡単には実現困難だろう。更に地球規模での足並み揃えてとなると不可能ではと思われる。

     炭素は工業品生産や物流活動、電力供給、農業・畜産・食料品生産等エネルギーを消費する全ての産業や人々の生活の場で発生する。

     将来の子供達の為に、まず一人一人が出来る事は、リサイクル、安易な購買や廃棄を止める等。一纏めにするならロスの削減だ。ひたすらな安価な物や簡便な商品への指向。品揃えの豊富さや即時性を追求する姿は、品性が無い。お金の多寡では無く、冷静に必要な物や工夫した生活を心掛ける事が大切だ。自分だけ・今だけ幸せならという利己的な思考を改め、利他的に行動しようでは有りませんか。

     最後に、本作はアカデミック過ぎて殆ど理解出来ませんでしたが、温暖化と地球の両極に起こっている事態は判りました。

  • ブクログの作品紹介・あらすじ
    現代を取り巻く国際的な地球環境問題の一つとして、「地球温暖化」が挙げられる。世界各地での異常気象のほかに両極(北極と南極)にも温暖化による影響が著しく見られる。しかし北極では海氷域の減少が激しくなる一方、南極では南極半島を除いてあまり温暖化が進んでいないことが近年の観測で分かってきた。その違いは何だろうか。これまでの観測の歴史を振り返りつつ、最新の研究から見えた両極の地球温暖化について解説する。またオーロラ観測や先住民族問題などコラムとして紹介する。

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